何ができるかな? あかぎのまど。

sanami.yoshino

はじめてのあかぎ。

2024/10/02 20:35
「裾野は長し、赤城山」

2月某日、雪の降る中で、
はじめてあかぎを訪れた際、
同道したイシザワから、
まるで呪文のように繰り返された句です。
(上毛かるた「す」の札)


群馬県は赤城山。
皆さま、ぱっと姿は思い浮かぶでしょうか?

恥ずかしながら、私は今回のご縁があるまで、
地名は聞き覚えあるけれども、
場所は曖昧で、そこまでのアクセス手段や
そもそもどんな山なのか、
まったく想像ができていませんでした。

場所は、群馬県のほぼ中央。
東京からは、上越新幹線で高崎駅まで1時間弱、
さらに車で1時間15分で赤城山頂エリアに到着です。

日本百名山・上毛三山のひとつですが、
なんと、実はひとつの山ではないのです!
黒檜山(標高1,828m)を最高峰に、
駒ケ岳、地蔵岳、鍋割山などから成る連峰です。

山登りに親しむ方には、何を当たり前のことを、
と思われるかもしれませんが、
山中湖で過ごし、富士山に慣れ親しむ
私にとっては「はっ」とする事実でした。

前橋市、桐生市、みどり市、沼田市、渋川市、
利根郡昭和村の5市1村にまたがります。
なので、赤城山を歩きながら、いまは前橋市、
一歩進めば桐生市、なんて感じに、
グルっといくつかの市を巡ることもできちゃいます。

群馬県庁(前橋市) 26階に
縮尺1/12,000、高さの縮1/4,000の
群馬県の陶器製ジオラマがあるのですが、
上毛かるたに詠まれる通りの、
なが〜い裾野が体感できるので、
機会あればぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。


さて、はじめて赤城を訪れた、2月某日。
東京でも雪予報のさむ〜い日。
昼からどんどんと雪が大粒になっていき、
視界はあまりきかない中で、
前橋市内から4号線の峠道をのぼって
山頂にむかいました。

だ、だいじょうぶかな‥‥。
初めて訪れるワクワクと同時に、
ドキドキの交じる初訪問。

いざ山頂エリアにいっても、視界まっしろ!!
はじめてのあかぎは、
ここで何がはじまるのか、
まったく想像がつかない幕開けでした。