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例のクマロスくんに会いに。
から
「うちのしましま村に
ギリシャから来たみたいな村民がいるよ」と聞いて、
ギリシャ村代表としては、
すぐに会いに行かなくちゃ、と思ったものの、
スペルミスショックにより、
なかなか行けずにいました。
しかし、ついに今日、
会いに行ったのです。その彼に!
この日の私は全身白い服に、
海運王国のギリシャをイメージした
船乗り帽で身をかためていましたが、
クマロスくんに挨拶するために
あわてて帽子をぬぎました。
クマロスくんは、
から聞いていたとおりの風貌でした。
古代ギリシャ風のヨロイを着て、
神殿風の柱がある家に住む彼。
でも、これだけの要素で
ギリシャ出身と決めつけるわけにはいきません。
でも、以下の2つの理由により
「彼はギリシャ人だ」と強く思いました。
(1)名前が「クマロス」。
ギリシャ人男性は、名詞の変化の関係で
名前の後に「〜ス」が付くことが多いです。
ソクラテス、スタブロス、ペトロスなど。
(2)「オパー」という口ぐせ。
これは、まさしくギリシャ人の掛け声です。
ダンスの合いの手などに
「オパー!」「オーパ!」といいます。
そして‥‥ギリシャ人らしい
人生そのものを
愛する素敵なセリフも連発してくれました。
(この部分、写真がありませんが)
わたしは感極まって、
もっと仲良くなってから言おうと
思っていた言葉を、
思わず、口に出してしまいました。
「あなたは、住む村をまちがえてるよ」
クマロスくん、無言です。
「うちの村にきませんか??」
クマロスくんに気持ちは
伝わったでしょうか。
うちの村に、きてくれるでしょうか。