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顔出し看板をめぐる物語
今朝、我がギリシャ村に
顔出し看板が完成しました。
ギリシャの島の教会を
イメージした看板です。
ドーム型の部分に顔を出して
記念写真を撮れます。
‥‥しかし、例によって
完成披露式典のあとは
誰も看板を使ってみようとせず、
ばらばらに帰るそぶりを見せます。
そこをなんとか説得して、
(一人ずつ、むりやり体をズズズと押して)
みんなの写真を撮ることに成功しました。
くまのアセロラと
ねこのショコラには、
ちょっと看板の穴の位置が
高すぎたかな〜。
耳しか撮れませんでした。
ツバメのツバクローにいたっては、
ズズズ、と体を押そうとしたら、
ものすごい勢いで抵抗されました。
(おなかがブヨブヨだから触るな、
と怒ってた)
しかし、みごとに顔出しに成功。
青く丸い顔が、
この看板に似合っています。
後ろ頭なんて、
あつらえたようにぴったり!
写真をご覧ください。
色も形もジャストフィット!
それなのに、
彼は暗い顔をし続けています。
かなしい。せっかくの看板なのに‥‥。
このように、あまりみんなに
喜ばれない公共事業ばかりしている
我が村ですが、
一番うれしかったのは
私がくまのアセロラと話している間、
かえるのサムが
しっかりと顔を出してくれていたことです。
それが、最後の写真。奇跡の1枚です。