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棚卸し隊。
明日は毎年恒例の棚卸しの日。
それはつまり、「ほぼ日刊イトイ新聞」の
ほぼ全ての社員が、
いつも商品を置かせていただいている
倉庫に行き、
商品の数を数える日です。
(毎年静かに数えているだけなのですが、
明日は「前代未聞な棚卸し」になりそうです)
さて、現実世界の私と、
すなお村長ことは、
自分で言うのもなんですが、
明日は余裕の表情をしていると思います。
なぜなら、2日前の日曜日に
予行演習として、
森のなかで「棚卸し」をしたからです。
予行演習の場所は
が村長を務める「しましま村」。
現実世界でから
「棚卸しは、動きやすい格好で」
とお達しがあったので、
「ギリシャの服」を脱いで、
棚卸し専用のTシャツを着て
しましま村に向かいました。
さらに、村に着いてから、
自分がスカートを
履いていた事に気づき、
商店街でズボンに履き替えました。
裸足が信条でしたが、
はじめて靴も買いましたよ。
すなお村長は私を待たずに、
先に棚卸しをはじめているとのこと。
やる気だなぁ! よし、今行くよ!
ガチャッ‥‥、あ。まちがえた。
(素でまちがえました)
家を探しなおして、
改めて、ガチャッ。
すなおさん、お待たせ!
すると、
「この人、だれ?」と
怪しまれてしまいました。
いつものギリシャファッションと
全然違うので、無理もありません。
服装は人を変えます。
いつもと違うファッションに
身を包んだ私は、
なんというか、
力持ちのおにいちゃんになった気分です。
すなお村長も、
一心不乱に数をかぞえたり、
箱を上げたり下ろしたりしていました。
途中、この村のトリさんにも
手伝ってもらおうと思ったのですが、
逃げるばかりで、
手伝ってくれませんでした。
‥‥というより、
ここはもともとトリさんの家。
勝手に新居に押しかけて
勝手に棚卸ししているのは
私たちのほうなのでした。
充分練習(?)ができたので、
現実世界の棚卸しもがんばりまーす!