谷川俊太郎さんのあたらしい本
星空の谷川俊太郎質問箱』をまんなかに、
いろんなイベントを行います。

東京オペラシティ アートギャラリーで開催される
谷川俊太郎展」にはじまり、
銀座LOFT、ほぼ日のTOBICHI‥‥
谷川俊太郎さんのかろやかさを見習って、
あちこちに「ほぼ日」の中継がうかがいます。

きっとどこかでおかしな催しもやってしまうと思います。

どこかでみなさまにお会いできればうれしいです。

  • 東京オペラシティ アートギャラリーで
    谷川俊太郎展」の搬入を中継します。
    谷川俊太郎さんがあらわれるかも!

  • 東京オペラシティ アートギャラリーの
    ギャラリーショップで
    星空の谷川俊太郎質問箱』(おまけつき)を先行販売。

  • 銀座ロフト6階とTOBICHIAで
    祖敷大輔さんによる
    星空の谷川俊太郎質問箱』の
    原画展を24日(水)まで開催します。本も買えます。

    本屋さんやほぼ日ストアでもこの日に販売開始です。

2018/01/11 17:33

自分の展示を見て

sugano
谷川さんは
自分の展覧会って
どういうふうに思っているのかな。

でも、元来
何に対しても
距離を取って見てしまう性質なので、
こういった展示も
「客観的」に見られるそうです。

「なんでもそうだけど、
こうして表現したり解釈したり
展示することによって
自分の何かがわかるというふうには思いません。
また、プライバシーがある程度
こういうものによってあらわになるとか
思う人もいるかもしれないけど、
そういうもんでもないと思う。
こういう発表は、プライバシーに関しても
ある程度制限が自然につくと思っているので、
自分でそれについて
どう思うということもありません。

もし、プライバシーを
披露することがあるとすれば、
それはたのしいものにしなくちゃいけない、と
思っています」

そして、この展覧会は
「発想、アイデア、コンセプト、
考え抜かれていて、
自分でもとても新鮮で
おもしろいと思う」
と、「客観的」におっしゃっていました。

教科書に載っていたし、名前はもちろん知っている、
詩も何篇か読んでいるし、
鉄腕アトムの歌の詞を書いたということも知っている。

けれども、谷川俊太郎さんのことを
わかっているかというと、はっきりとは言えません。

86歳を迎えた、おそらく日本でいちばん有名な詩人が
いったいどんな人なのか」に迫る大きな展覧会です。

コーネリアスの小山田圭吾さんの音楽、
中村勇吾さんの映像によるコラボ作品、
会場グラフィック担当は大島依提亜さん。

ギャラリーショップ(ギャラリー5)では
星空の谷川俊太郎質問箱』も購入できます。

期間を逃さず、ぜひお出かけください。

展覧会についてくわしくはこちらを。

(ほぼ日 菅野)