谷川俊太郎さんのあたらしい本
星空の谷川俊太郎質問箱』をまんなかに、
いろんなイベントを行います。

東京オペラシティ アートギャラリーで開催される
谷川俊太郎展」にはじまり、
銀座LOFT、ほぼ日のTOBICHI‥‥
谷川俊太郎さんのかろやかさを見習って、
あちこちに「ほぼ日」の中継がうかがいます。

きっとどこかでおかしな催しもやってしまうと思います。

どこかでみなさまにお会いできればうれしいです。

  • 東京オペラシティ アートギャラリーで
    谷川俊太郎展」の搬入を中継します。
    谷川俊太郎さんがあらわれるかも!

  • 東京オペラシティ アートギャラリーの
    ギャラリーショップで
    星空の谷川俊太郎質問箱』(おまけつき)を先行販売。

  • 銀座ロフト6階とTOBICHIAで
    祖敷大輔さんによる
    星空の谷川俊太郎質問箱』の
    原画展を24日(水)まで開催します。本も買えます。

    本屋さんやほぼ日ストアでもこの日に販売開始です。

2018/01/11 17:57

詩の書き方

sugano
谷川俊太郎さんは、
記者の方の
「若い頃の詩の書き方と、
最近の書き方では
何が変わってきましたか?」
という質問にこう答えていらっしゃいました。

「昔は、詩として
意味のあることをやるべきだ、と
思っていましたが、
最近はそういうことでもないなと
思ってきました。
生活者としての自分も変わってきてるでしょ、
だからどうしても詩も変化していきますよね。

文字を書くことを生業にしている人たちは、
言葉を書くことで、
言葉のものにある存在に迫りたいと
思っていると思います。
たとえばあるものをあるものを並び替え、
その配列によって、
言葉を超えたものが出てくるかもしれない。
その要素を見つめていると、
言葉って
こういうもので成り立っているんだという
発見もあると思います」

教科書に載っていたし、名前はもちろん知っている、
詩も何篇か読んでいるし、
鉄腕アトムの歌の詞を書いたということも知っている。

けれども、谷川俊太郎さんのことを
わかっているかというと、はっきりとは言えません。

86歳を迎えた、おそらく日本でいちばん有名な詩人が
いったいどんな人なのか」に迫る大きな展覧会です。

コーネリアスの小山田圭吾さんの音楽、
中村勇吾さんの映像によるコラボ作品、
会場グラフィック担当は大島依提亜さん。

ギャラリーショップ(ギャラリー5)では
星空の谷川俊太郎質問箱』も購入できます。

期間を逃さず、ぜひお出かけください。

展覧会についてくわしくはこちらを。

(ほぼ日 菅野)