ほぼ日乗組員が1人1冊、古本を買います。

rikas

けやき書店さん

2021/11/10 16:43
ここは、坂口安吾や太宰治や
谷崎潤一郎などなど、
明治から終戦頃までの
日本近代文学が好きな私が、
ずーっと行きたかった「けやき書店」!!

場所はビルの6階。
エレベーターで上がると、
もう目の前は、本の山、山、山‥‥。

ひえ〜〜と倒れそうになりつつ、
心を落ち着かせて、じっくりと。

目論見としては、坂口安吾の、
『青鬼の褌を洗う女』か
『桜の森の満開の下』の
最初に世に出た本、または、
初出が載っている雑誌を
見つけたら買う、でした。

結論から言うと、なんと、
『青鬼の褌を洗う女』の
山根書店発行1947年12月の
初版本がありました!

ぎゃー(心の叫び)!

本の奥付には、定價七十圓とあり。
会えてうれしいよ。

ほかにも当時の文芸誌など
じっくり見て、もう一冊、
『吹雪物語』(1948年刊)も
買いました。まんぞく〜。