『岩田さん』
本にまつわる情報や感想。

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『岩田さん』のふせん#3 オカムラの場合

2019/10/11 11:00
こんにちは、ほぼ日の岡田です。

今日はデザインチーム
の、『岩田さん』ふせんをお届けします。

最近読書は電子書籍がメインだそうで、
岩田さんも
kindleの「ハイライト」機能を活用して
読み込んでいました。
(そして本は裸で持つのが好きみたいです)

『岩田さん』のふせん#3
デザインチーム・オカムラの場合

●写真3枚目:P.28 社員全員との面談。

"最初に社員全員と話をしたとき、「面談してはじめてわかったこと」がものすごく多かったんです。それまでもふつうにコミュニケーションできていたと思っていた人でも、一対一で面談するとはじめて語ってくれることがある。"

●写真4枚目:P.60 自分以外の人に敬意を持てるかどうか。

"誰かとつながりながら、何事かを成し遂げようとするとき、自分以外の人たち、別の意思と価値観を持って動いている人たちに、「敬意をもてるかどうか」っていうのが、ものすごく大事になってくるとわたしは思っているんです。"

●写真5枚目:P.82 ご褒美を見つけられる能力。

"才能というのは、「ご褒美を見つけられる能力」のことなんことなんじゃないだろうかと。「なしとげること」よりも、「なしとげたことに対して快感を感じられること」が才能なんじゃないかと思うんですよね。"

●写真6枚目:P.84 プログラムの経験が会社の経営に活きている。

"人と話してうまくいかなかったら、「わからない人だな」と思う前に、こっちが悪かったんだろうと思う。うまくいかないのならば、自分が変わらないといけない。この人にあったやり方を、こちらが探せば、理解や共感を得る方法は必ずある。"

"そう思えるのは、きっと、過去に組んできたプログラムのおかげですね。"


オカムラは、ほぼ日での仕事とは別に
美術大学で講師をやっていることもあり、
コミュニケーションに関わる部分の
話が特に印象的だったそうです。

仕事の「ご褒美」はなんですか、と訊いたら、
たとえば自分がデザインした
WEBページをみたときに
どういう「体験」をしてもらえるか、
考えて、実装し、それがうまく機能したとき、
そしてそれを読者の人がたのしんでくれたとき、
よろこびを感じると教えてくれました。

ちなみにオカムラはプログラムにも
相当強いデザイナー(岡田調べ)です。
普段から、あわてふためいたり、
機嫌が悪くなったところを
私はみたことがなくて、
岩田さんとはまた違うかもしれないですけれど、
「人のせいにしない」とか、
「あったやり方をさがす」とか、
そのあたりには何か共通するところが
あるんじゃないかなぁ、と思いました。