こんにちは、ほぼ日の岡田です。
今日は経理チームの、
『岩田さん』ふせんをお届けします。
とうじも、オカムラや西田と同じく
kindleで読む派、ということでした。
どういう時に読むの?って訊いたら、
「ジムでバイクをこいでるときとかに読みます。」
という予想外の返事が。
え、読みづらくないのそれ?
「手持ち無沙汰なんでちょうどいいんすよ」
「他のこと何も考えてないからむしろ集中できますし」
はー、なるほど。
意外とそういう人も多いのかしら。
以下、ふせんのご紹介です。
テーマごとにわけて
キャプションもつけてくれました。
『岩田さん』のふせん#6
経理チーム・とうじの場合
●違うところからはじめる、自分に原因がある(と考える)
・位置459
"まず、明らかに自分と意見の違う人がいる。それは、理不尽にさえ思えるかもしれない。でも、その人にはその人の理屈と理由と事情と価値観があるはずなんです。そして、その人たちは、自分ができないことをできたり、自分の知らないことを知っていたりする。"
・位置562
"人と話してうまくいかなかったら、「わからない人だな」と思う前に、こっちが悪かったんだろうと思う。うまくいかないのならば、自分が変わらないといけない。この人にあったやり方を、こちらが探せば、理解や共感を得る方法は必ずある。"
●ほぼ日が考えるべきこと、向かうべきこと
・位置643
"間口を広げてしまうだけだと、なにもできなくなります。会社としての選択もそうですが、漠然とマスに向けた行動になってしまうと、底引き網的にやるしかないので、ひとつひとつに対して丁寧にできないんですよね。すると、深さも出ないし、あと、なにより副次的に生まれるものがない。"
・位置1005
"従来の延長に未来はないわけです。いまのまま進めば、どんどん力だけの戦いになっていって、ついていけるお客さんの数もどんどん少なくなっていく。だから、そっちじゃない道に舵を切るということだけは、もう、はっきりとしていたんです。"
・位置1095
"ライトユーザーとかコアユーザーとかを、切り離して考えるべきではないとわたしは思うんです。だって、全員、最初はライトユーザーじゃないですか。"
●こういうのがうまくいく
・位置424
"なるべくなら、「本当にやりたそうにしてる人」に仕事は渡したいんですよ。人間ですからね、嫌そうにしている人に大切なことを任せたい人なんかいないんですよ。仕事はやっぱりたいへんだし、嫌なことはいっぱいあります。きっと我慢もしなきゃいけません。ですけど、おそらく、その人にとって「仕事がおもしろいかどうか」というのは、「自分がなにをたのしめるか」という枠の広さによってすごく左右されると思うんです。"
・位置437
"どういう時に企画がうまくいくかというと、最初の計画では決まってなかったことを、「これ、ぼくがやっておきましょうか?」というような感じで誰かが処理してくれるとき。そういう人がたくさん現れるプロジェクトは、だいたいうまくいくんです。"
・位置539
"ご褒美を見つけられる寸前まで行ってるのに、その回路が開いていない人がいるんですよ。そのときに、「こういうふうに考えてみれば?」とか、「だまされたと思ってあと3回我慢してみたら?」みたいなことをいうと、うまくいくときがあるんです。自分が注ぎ込んだものよりも、ご褒美のほうを大きく感じる瞬間が来れば、よい循環がはじまるし、それが続くんです。たぶん、人が自分の人生の中で、「ここが得意かも」って思ってることっって絶対ご褒美回路が開いてますよ。"
・位置849
"エネルギーって、どんなに強くても次第に放電してなくなってしまう。でも、お客さんの笑顔とか、仲間からの「ありがとう」をもらうことで、エネルギーってまたたまっていくんです。"
インタビューが終わった後も、
「よかったらこれ」といって、
ハイライト画面のキャプチャとメモを
追っかけメールをくれる律儀な性格。
本当はすごく勉強ができる(はず)なのに
いい意味で全然それを感じさないフランクさ。
彼には社内でもいろんな企画で声がかかります。
わたしはつねづね、
社内の仲間たちの正直さや素直さについて
すごいなぁと思っているのですが、
とうじはとりわけそういう印象が強くて、
岩田さんのいう「安心してバカモンと言える人」
をイメージしたときに
まっさきに思い浮かんだ人のひとりでした。
きっと「そうでありたい」と、
ふだんから思っているからこそなんだなぁ、
と感じたふせんインタビューです。
今日は経理チームの、
『岩田さん』ふせんをお届けします。
とうじも、オカムラや西田と同じく
kindleで読む派、ということでした。
どういう時に読むの?って訊いたら、
「ジムでバイクをこいでるときとかに読みます。」
という予想外の返事が。
え、読みづらくないのそれ?
「手持ち無沙汰なんでちょうどいいんすよ」
「他のこと何も考えてないからむしろ集中できますし」
はー、なるほど。
意外とそういう人も多いのかしら。
以下、ふせんのご紹介です。
テーマごとにわけて
キャプションもつけてくれました。
『岩田さん』のふせん#6
経理チーム・とうじの場合
●違うところからはじめる、自分に原因がある(と考える)
・位置459
"まず、明らかに自分と意見の違う人がいる。それは、理不尽にさえ思えるかもしれない。でも、その人にはその人の理屈と理由と事情と価値観があるはずなんです。そして、その人たちは、自分ができないことをできたり、自分の知らないことを知っていたりする。"
・位置562
"人と話してうまくいかなかったら、「わからない人だな」と思う前に、こっちが悪かったんだろうと思う。うまくいかないのならば、自分が変わらないといけない。この人にあったやり方を、こちらが探せば、理解や共感を得る方法は必ずある。"
●ほぼ日が考えるべきこと、向かうべきこと
・位置643
"間口を広げてしまうだけだと、なにもできなくなります。会社としての選択もそうですが、漠然とマスに向けた行動になってしまうと、底引き網的にやるしかないので、ひとつひとつに対して丁寧にできないんですよね。すると、深さも出ないし、あと、なにより副次的に生まれるものがない。"
・位置1005
"従来の延長に未来はないわけです。いまのまま進めば、どんどん力だけの戦いになっていって、ついていけるお客さんの数もどんどん少なくなっていく。だから、そっちじゃない道に舵を切るということだけは、もう、はっきりとしていたんです。"
・位置1095
"ライトユーザーとかコアユーザーとかを、切り離して考えるべきではないとわたしは思うんです。だって、全員、最初はライトユーザーじゃないですか。"
●こういうのがうまくいく
・位置424
"なるべくなら、「本当にやりたそうにしてる人」に仕事は渡したいんですよ。人間ですからね、嫌そうにしている人に大切なことを任せたい人なんかいないんですよ。仕事はやっぱりたいへんだし、嫌なことはいっぱいあります。きっと我慢もしなきゃいけません。ですけど、おそらく、その人にとって「仕事がおもしろいかどうか」というのは、「自分がなにをたのしめるか」という枠の広さによってすごく左右されると思うんです。"
・位置437
"どういう時に企画がうまくいくかというと、最初の計画では決まってなかったことを、「これ、ぼくがやっておきましょうか?」というような感じで誰かが処理してくれるとき。そういう人がたくさん現れるプロジェクトは、だいたいうまくいくんです。"
・位置539
"ご褒美を見つけられる寸前まで行ってるのに、その回路が開いていない人がいるんですよ。そのときに、「こういうふうに考えてみれば?」とか、「だまされたと思ってあと3回我慢してみたら?」みたいなことをいうと、うまくいくときがあるんです。自分が注ぎ込んだものよりも、ご褒美のほうを大きく感じる瞬間が来れば、よい循環がはじまるし、それが続くんです。たぶん、人が自分の人生の中で、「ここが得意かも」って思ってることっって絶対ご褒美回路が開いてますよ。"
・位置849
"エネルギーって、どんなに強くても次第に放電してなくなってしまう。でも、お客さんの笑顔とか、仲間からの「ありがとう」をもらうことで、エネルギーってまたたまっていくんです。"
インタビューが終わった後も、
「よかったらこれ」といって、
ハイライト画面のキャプチャとメモを
追っかけメールをくれる律儀な性格。
本当はすごく勉強ができる(はず)なのに
いい意味で全然それを感じさないフランクさ。
彼には社内でもいろんな企画で声がかかります。
わたしはつねづね、
社内の仲間たちの正直さや素直さについて
すごいなぁと思っているのですが、
とうじはとりわけそういう印象が強くて、
岩田さんのいう「安心してバカモンと言える人」
をイメージしたときに
まっさきに思い浮かんだ人のひとりでした。
きっと「そうでありたい」と、
ふだんから思っているからこそなんだなぁ、
と感じたふせんインタビューです。