気仙沼のほぼ日便り

3月11日、12日はや、東京のほぼ日メンバーと
気仙沼市内、陸前高田市内をまわりました。
これからのプロジェクトのことを話し合ったり、
震災後のお仕事について伺ったり、
お土産ツアーのような感じにもなりましたが、
結果、いろんな方々とお会いすることができました。
テキスト中継でもお伝えしたとおりです。

私は気仙沼にきてからちょうど1年ほどなので、
みなさんとのお付き合いもそれくらいになるのですが、
不思議と、昔から知っている人のように感じます。

「再開した」「新しく始めた」と、前に進んでいる報告を聞くと、
私までとても嬉しくて、月並みですが
自分も頑張ろうと強く思うのでした。

3月11日の気仙沼の夜空には3本の光の慰霊碑が立ち上がりました。
3月11日からのヒカリ」というプロジェクトで、
こちらは、少しお手伝いしていたこともあり、
光の柱がはっきりと立ち上がったのを見たとき、正直ほっとしました。
後から聞いたら、去年は見えなかったという遠くに住む人からも
見てもらえたとのことです。
まっすぐ天にのびる光は、ほんとにきれいだなと思いました。

気づけば、冬の凍えるような寒さも
だいぶやわらいできた気がします。
寒がり、根暗、そして「気仙沼のジャックナイフ」ことですが、
あたたかくなると、自然と明るく、行動的になれます。
私も、張り切って前に進んで行きたいと思います。