気仙沼のほぼ日便り

去る8月18日、
気仙沼湾から9隻のサンマ船が出港していきました。
8月20日に大型船のサンマ漁が解禁になるので、
今年もサンマシーズンの幕開けです。

この日は気仙沼のおかみさんグループ
「気仙沼つばき会」のみなさんの呼びかけで、
なんと2000人以上の人があつまり、
盛大な出船送りとなりました。

つばき会は、うまけりゃうれるべ市
でもお世話になっている、
斉吉商店の和枝専務や、アンカーコーヒーの紀子専務、
それから「カッパに惚れた、牡蠣の一代さん。」の
コンテンツでも登場した一代さんも会員という、
頼もしい女性が集まった会です。

その会長をつとめるのが、一番上の写真左、
京染たかはしの女将の高橋和江さんです。
漁労長さんへの花束贈呈では、
盛大なお見送りに、なんだかすこし照れているような、
でもやっぱり嬉しそうな、良い雰囲気でした。

お見送りの音を演出するのは、
有志団体の太鼓の音、演歌ステージ、
そして、崎浜大漁唄い込みです。
目には船に飾られた鮮やかな大漁旗と
見送り用の福来旗(フライキ)がキラキラ映って、
港のショーを見ているようです。

「いってらっしゃ〜い!」の声があがると、
がんばってね、無事で帰ってきてねと
私も船員さんの家族のような気持ちで見送りました。

船の上からもやはり恥ずかしそうに手を振る船員さんが、
やけにかっこよく見えます。

サンマがたくさん水揚げされるようになったら、
いよいよ気仙沼さんま寄席ですね!
チケットも、まだ若干あるようですので、
お早めにお求めください!