気仙沼のほぼ日便り

8月になってようやく暑くなったと思ったら、
夜はちょっと涼しくなってきました。
気仙沼の夏は、短いなぁ〜と
しみじみ感じる今日この頃。

気仙沼の夏の風物詩、
気仙沼みなとまつりも、
大盛況のうちに終了しました。

みなとまつりは、2日間に渡って行われたのですが、
打ちばやしあり、踊りあり、
パレードに伝統芸能、音楽ステージ、
花火、縁日‥‥その他数えきれないほどイベントがあり、
盛りだくさんの内容でした。

初日は、2600名の人が参加したという
「はまらいんや踊り」を見に行きました。
大通りをうめつくすほどの踊り手さんは
どの方もみんな笑顔で楽しそうでした。

ちなみに「はまらいんや」とは、気仙沼の方言で、
「いっしょにやりましょう」というような意味です。
地元の会社や、団体だけでなく、
全国のボランティアのみなさんが一緒に踊っていました。
このはまらいんや踊り、
踊りの振り付けは基本はあるものの、
チームごとに自由な振り付けをしているそうで、
それぞれに個性があって、見ていて面白かったです。

一日中、どこからか祭りの音が聞こえてきたので、
なんだかずっとわくわくした気持ちが抜けず、
夜もなかなか寝付けませんでした。

祭りのフィナーレを飾る気仙沼内湾の打ちばやしは、
今年、3年ぶりに復活し、こどもから大人まで、
ずらりと並んで太鼓をうつ姿は圧巻で、
太鼓の音が心地良かったです。
それにしても、すごい人出でした。
気仙沼外からのお客さんもたくさんいたと思いますが、
とにかくみんな嬉しそうです。
こんなにたくさんの人の笑顔に触れたのは
ひさしぶりだったような気がします。

お祭りが終わってしまうと、
少し寂しい気持ちになりますけども、
9月には、いよいよ気仙沼さんま寄席が待っています!
ぜひ、たくさんの人に見に来てほしいです。
気仙沼の人たちはみんな、
遠くから誰かが遊びにきてくれるのを、
すごく楽しみに待っています。