気仙沼のほぼ日便り

上着なしで出かけられる季節になり、
気分はもう夏なんですが、
気仙沼は梅雨入りも
まだみたいです。

最近は、よく、旬のウニを食べてます!
小さい頃、回転寿しに行くと、
なかなかウニには
手を出せませんでした。
ひときわ派手な絵皿に乗った
「ウニの軍艦巻き」には、
「寿司の王様」の風格を感じたものです。
それに、海産物特有の苦みもあるし‥‥。
子供時代の私にとって
ウニは縁遠い食べ物でした。

それが今や、
お店で殻ごと出てくるのは
もちろんのこと、
お土産としてもらったり、
お茶受け(?)として登場したり‥‥
ずいぶん贅沢に
おいしいウニを食べるようになりました。

私は何度も語っていますが、
気仙沼に来て驚いたことのひとつに、
海産物の苦みがない!
というのがあります。
むしろ甘く感じるくらいです。
これはやっぱり新鮮だからなんでしょうか。
気仙沼のフレッシュな海産物を
味わうようになってからは、
不思議と海産物の苦味さえ
好きになった気がします。

それと、気仙沼に来てから
「旬の海産物」にすごく敏感になりました。
ウニやホヤが食べられるのは夏の時期、
カツオは秋にかけてだんだん美味しくなって、
そのうちサンマが登場する‥‥。
一年中食べ物の楽しみがあるって、
幸せなことですね。

※せっかくなので写真の解説です
1枚目:「こうだい」さんで登場した
「ウニのジュレのせ」。
ぜいたくでおいしいです。
2枚目:唐桑でお茶うけに登場したウニ。
この日はウニの開口日。まだ動いてました。
3枚目:いただきものの殻付きのウニ!
これもカサカサと動いてました。
4枚目:自分でむいたご家庭ウニ。
むきかたは修行中です。