気仙沼のほぼ日便り

去る8月17日に、
気仙沼の港で
さんま船の出船送りが
行われました。

さんま漁の解禁は8月20日から。
それに合わせ、気仙沼港から
たくさんの大型さんま船が
出港していきます。

船の乗組員さんの家族や
関係者が岸壁から船を見送ることを
「出船送り」と呼んでいます。
船に飾られた大漁旗と
見送り用の旗「福来旗(フライキ)」が
色とりどりで、綺麗で、
カッコいいです。

船が岸壁から離れるにつれて、
見送り用の旗はさらに強く振られ、
「いってらっしゃい!」
という声が響きます。
漁師さんたちは船の上で
すこし気恥ずかしそうで、
でも嬉しそうな笑顔で手を振って
出港していきました。
この風景を見学するだけでも
「港町のくらし」を感じられます。
一般の方々も、出船送りに
加わることができますので、
もし、気仙沼に観光で来た日が
「出船送り」が重なっていたら、
ぜひ、参加してみるのをお勧めします。

この船が帰ってくると
さんまの季節がスタートです!
漁師さんたちの
航海安全をお祈りしています!