2016-03-17-

昨年、500人もの人が参加してくださった
「ちいさな田んぼキット」、
「ことしもやりますか?」というメールが
「ほぼ日」に届きはじめました。

はい、全国のみなさんに
たくさんよろこんで、楽しんでもらえたので、
もちろん、ことしもやります!

ことしは「郡山ブランド野菜の詰合せBOX」が届く、
スペシャルなコースもご用意(後述)。

来週3月23日(水)から販売予定ですが、
今日は、
この企画のことをご存じない方のために、
簡単にご説明しますね。


これは、写真のように、ご自宅の庭先やベランダで
稲つまり「じぶんのお米」を育てられる栽培キット。

(写真は昨年の「ほぼ日」のベランダのようす。
 ぜんぶで13個、栽培していました)

種もみ、栄養分の入ったプロ用の培土、
苗を育てるコップ、
苗を「田植え」して収穫まで育てる栽培ケース、
はじめての人でも迷わないよう、
栽培方法やQ&Aをまとめた栽培マニュアルなど
「自宅で稲を育てるために必要なもの」一式を
まるごとキットにしています。


種もみは、福島産のコシヒカリ。

もちろん、この種もみも培土も、
お送りするものは
すべて「放射性物質検査」をクリアしたもの。

冒頭で申し上げたとおり
1年目の昨年は、北海道から沖縄まで
全国500人もの人が参加してくださいました。

4月半ばから5月半ばにかけ、
全国で「いっせーの!」で育てはじめるので
「種からかわいい芽が出ました!」
「田植え完了です!」から
秋口の「ぶじに収穫できました!」まで、
うれしさやたのしさを
Facebookの公式ページで共有しながら
みんなで育てていきました。


また、栽培するうえでの疑問や
お悩み相談のメールが「ほぼ日」に届いたら
そのつど、スーパーバイザーである
郡山の専業農家・藤田浩志さんにうかがって、
Facebookで共有していったんです。


ちなみに、お米というのは、
ひと株の稲から、そんなに多くは獲れません。

うまく収穫できても、おそらく2合前後。

それだけの量では炊飯しにくいので
秋に、藤田さんがつくった
「郡山産コシヒカリの一等米」である
「あさか舞」新米3キロを、全員にお送りしました。


そのお米と、自分のお米をいっしょに炊いて
それぞれに「収穫祭」を楽しんでいただいたのです。

ぼくらも、もちろん、
自分たちで「脱穀」したり「籾すり」したりして、
たのしく、おいしく収穫祭しました。



また、はじめのほうでもお伝えしましたが
ことしは秋の新米が届いたさらにその後、
冬野菜がぐんぐんおいしくなる時期に合わせて
「郡山ブランド野菜の詰合せBOX」が届く
スペシャルなコースも数量限定で用意します。




フルーティーな甘さが特徴で、
糸井重里もお気に入りのにんじん「御前人参」、
野菜ソムリエサミットで二つ星を獲得した
キャベツ「冬甘菜(ふゆかんな)」、
そのままかじれる瑞々しいカブ「あこや姫」‥‥。

郡山のブランド野菜って、ほんと美味しくて、
「ほぼ日」社内にもファン多数、なのです。

(下の写真は、スイーツみたいなサツマイモ「めんげ芋」。
 食べてる「ほぼ日」イサワの、この顔!)



2年目であることしも
「自分のお米を育てるのは、楽しくて、美味しい!」
といううれしい気持ちを、
ひとりでも多くの人と分かち合えたらいいなって、
チーム一堂、思っています。

キットや各コースの内容など、より詳しいことは
販売前日の3月22日(火)に発表しますね。

みなさん、ぜひ、楽しみにしていてくださいね!

(参考までに、昨年2015年のキット販売ページは、
 こちらです)