2017-04-17-
生長段階によって
苗や稲が水を吸う量も変わってくるのですが
基本的には
「水を切らさない」ことが、とても重要です。
育苗用コップ内で
種もみから苗を育てている期間は
まだ苗自体が弱く、
油断をすると、すぐに枯れてしまいますので
とくに気をつけましょう。
(この段階では、霧吹きでの水やりです。
下の写真は、
一昨年、企画に参加してくださった
読者の天下井さんちの稲くん)
また7月から8月にかけての時期は
稲が、ぐんぐん水を吸います。
できれば朝晩、田んぼの状態をチェックして、
足りなそうだったら、水を足しましょう。
田んぼに張る水の量は
「土の表面から5センチくらい」が目安です。
水道水で大丈夫ですので
新しく、キレイな水をあげてください。
1日2日、ご自宅を不在にする場合でも、
真夏でなければ、
いつもよりたっぷり目に水を入れておけば
大丈夫だと思います。
が、たとえばお盆の時期など
夏の真っ盛りに数日間、不在にする場合は、
数本のペットボトルに水を入れて
栽培ケースにさしておくなど
ちょっとした工夫が必要になると思います。
上は、読者の並木さんが
ちいさな田んぼキットのFacebookページに
投稿してくださった写真。
5リットルのポリタンクと
市販の自動水やり器を組み合わせています。
しかし、並木さんちの稲くん、すごく大きいです。
写真で見るかぎり陽当たりも十分そうですし、
生育環境が、素晴らしかったんでしょうね。
なお、こちらの「彼」は、われらがたよれる自動水やり機、
「水やり豊」くん(という名前で呼んでました)。
マイコン制御でかしこく、
最大で「60リットル」も貯水できるので
ぜんぶで13個の
「ちいさな田んぼ」を育てていたぼくらの
つよい味方でした。
ちいさな田んぼ、ひとつかふたつくらいなら
並木さんみたいに、ペットボトルに
市販の「自動給水器」を組み合わせることで
数日は、乗りきれると思います。
ちいさな田んぼキット2017の販売ページは
こちらからどうぞ。