ほぼ日の學校 ただいま製作中!あたらしい學校ができるまで。

akiko.kusaoi

生物の進化は「いま
目の前で起きている」

2021/03/25 19:41
ほぼ日の學校・本日の講師は、
進化生物学者の長谷川英祐さん。
ベストセラー『働かないアリに
意義がある』の著者です。
「働かないアリ」とは「何もしていない」
アリではなく、長い目で見ると、
集団の存続のために必須の
重要な存在であることを
長谷川さんはこの本で示しました。

そしていま、群衆が永続するためには
生き物同士の関係性こそが大事であり、
互いに損をしない関係でなければ
群衆は存続していけないことを
科学的に立証しようとしています。

「学問とは学を問うことであり、
学習とはちがう」

誰も気づいていないことを発見することが
科学者の喜びであると語る
長谷川さんの言葉は、
科学者でない私たちにとっても
とても刺激的なものでした。

刺激的といえば、
いまだ感染が収束に向かわない
新型コロナウイルスの変異株に触れて
長谷川さんが「これはまさに
進化が目の前で起きているということ」
とおっしゃったのにも、
はっとさせられました。まさしく!

この授業もいずれ
ほぼ日の學校アプリになります。