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2019/08/07 22:55
akiko.kusaoi

生物学的に
一夫一婦を考える

「ダーウィンの贈りもの I 」第6回講師は、
東大特任准教授の坂口菊恵さん。
『ナンパを科学する』という
著作のある坂口さんが、
人生100年時代を視野に入れて、
“繁殖年齢”を過ぎてからの時間を
どう生きるのか、をテーマに
話してくださいました。

ヒトの性行動を動物と比較しながら
研究していた坂口さんは、
一夫一婦率の高い鳥の世界にも
「浮気」があることや、
同性カップルが19年も続いた例のある
アホウドリのエピソードなど、
生き物の意外な性行動を紹介。
そのあたりは、
楽しく聞いていられたのですが、
テーマが本格的にヒトの性行動の
話になるにつれて、
教室の空気は重たくなっていきました。
生き物としての基本的活力ともいえる
性行動が減退しているというのか、
消滅しているというのか……
世界の中でも突出して低い日本人の
性的行動を次々とデータで示されて、
静かな衝撃が教室を包みました。

詳しくは学校ニュースをご覧ください。