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2024/06/04 19:45
sugano

前橋BOOK FES 2024、開催決定!

2年前に前橋で開催された本のイベント
「前橋BOOK FES」が、
本年、同じ会場で、
10月19日(土)20日(日)に開催されることが
発表されました。

本日、FES会場となる商店街で、
小川晶市長、田中 仁さん、糸井重里、
そしてスペシャルサポーターの
みうらじゅんさんの4人による
記者発表が行われました。

「前橋BOOK FES」は
自分の蔵書を持ち寄って、会場で譲渡しあって、
交流しよう、というイベントです。
小川市長は、2年前はお客さんとして
参加していたそうで、
今回の開催に「やった!」と思われたのだそうです。

イトイはプロデューサーという立場で、
このようにご挨拶していました。


「自分の家にある本は、2年前の開催まで、
ぼくに開かれないまま、多くが眠っていました。
まわりに『本ってどうしてる?』と聞いてみたら、
『ただ置いてある』
『故人の蔵書をどうしたらいいかわからない』
という人も多く、
読み終えた本をどうにかもういちど、
旅させることはできないだろうか、と、
考えるようになりました。
それがこのイベントを思いついたきっかけです。

いま、本を電子書籍でたのしむ人も増えています。
ぼくもそのひとりですが、
電子書籍って、基本的に個人の端末でたのしむものです。
しかし、紙の本には流動性があります。
誰かがどこかに置き忘れても、
それが別の誰かの目にふれて、
思いもよらぬ栄養を与えるかもしれない。
紙の本は、眠っていたとしても、死なないのです。
貸したり、配ったり、プレゼントしたり、
感想を言ったり、見せあったりして、
人との『かかわりあい』にも使えます。
本を『さかな』にして、
本だけじゃないたのしみを、
ここ前橋で与えあえればと思います」


そして、記者発表会場の隣の建物の2階から
「おーい」と登場してくださった
スペシャルサポーターのみうらじゅんさんは
このようにコメントくださいました。

みうらさん
「ぼくの仕事の場は、これまでずっと、
絵も文章も、紙媒体が中心でした。
ですので、今日はこのことを申し上げたいと思います。
『神対応より、紙媒体』です。
(会場笑)
これ、お願いします。
本は、手にとってたのしめますし、
スクラップを趣味としているぼくにとっては、
切ったり貼ったりすることもできます。
いまの世は、どんどん電子化の波が来ていますが、
紙の本が、
亡くなるまでには無くならないようにしたいです。
ぜひ、よろしくお願いいたします」

私も、手に取れる「本」が大好きです。
10月をたのしみにしていましょう。
当日は、前橋のいろんな通りや会場で
「本のやりとり」やワークショップが開かれるほか、
キッチンカーやキャンプサイトも登場する予定です。
また、漫画家のあだち充先生と糸井の
トークイベントも開催されます。

「前橋BOOK FES」公式サイトはこちらです