校了して、放心しているメガネーズに
この半年の仕事の感想を聞いてみましたが
あまりにもまとまりのないことを
三人三様言いましたので、
ここでは割愛することにします。
（また、あらためて）

そして、編集の小谷知也メガネさんは
「次の予定があるのでこれで」
と帰ってしまいました。

元気で明るい、みんなを引っ張ってくれる
小谷さんでした。
ありがとう、小谷さん。

それからデザインメガネこと清水さんと
深澤メガネさんが
「清水肇と深澤晃平が語る
　『吉本隆明が語る親鸞』」
をくりひろげてしまいました。

そして、反省会まで
はじめてしまいました。

これはいけない。
この人たちは帰らないつもりだ。

そう思った私は
「お祝いにケーキを食べに行きましょう」
と誘い、
雨の町に出ていくことにしました。
甘党ではないふたりは
とても気乗りしないようすでした。

いつか、泥の中から
きれいな蓮の花を咲かせるんだ！ と
あの日に誓った我々です。
『吉本隆明が語る親鸞』
どんな蓮の花になったでしょうか。

本の仕上がりは年末、
販売開始は年明けの予定です。