小さいことばシリーズは、
毎年毎年タイトルの略称がなんとなく、
ある。
「小さいことばを歌う場所。」→ちいこと
「思い出したら、思い出になった。」
　　　　　　　　　　　　　　→おもおも
「ともだちがやって来た。」→ともやつ
「あたまのなかにある公園。」→あたこう
しかし、編集者である、永田先輩は、
タイトルを略すことはしません。
常々、「略す必要が無いと思う。」と
言っています。

それとしりつつ、
今回もタイトルを思わず略して曰く、
って、誰が？　って、私が、
「永田さん、“どろぼう”ってさ。」
と申しましたら、
苦虫を噛み潰した顔をして、
ひとこと「それはない」といいました。
よく考えると私も
「それはない」と思います。
なので、
「ひつじ」ということにしましたが、
それでも、苦虫を噛み潰した顔をして、
「略す必要はないんじゃないか。」と。

で、その、「Sheep thief」ですけども。
昨日、となりの席で、
「選び終わったんですよ。」と、
永田先生がおっしゃった。
なるほど。
そうして、弊社「小ホール」、
通称「スペース青山」で、
編集にとりかかりました。
紙一枚に言葉をひとつプリントして、
並べ替えるのです。
夜おそくに、清水さんもやってきました。
清水さんは、写真を選んでいます。

で、翌朝。つまり、さっき。
「スペース青山」にある紙は
並べ方がかわっていました。
（いちばん下の写真）
たぶん、大詰めじゃないかと思います。