2014/07/16 16:07
スズムシの思い出。
スズムシ大使ご一行が
ホームセンターから
会社に向かっている間に
メールを1通紹介いたしましょう。
思い出した事があるんです。
昔々、私が初々しい研修医だった時の事。
地方の病院でした。
重症の患者さんもたくさんいらっしゃって、
ぴりぴりした毎日をおくっていたっけ。
秋風がやっと涼しくなる頃、
病棟に患者さんから
「スズムシがたっぷり入った
巨大飼育ケース」をいただきました。
宵の口ごろだったと思います。
患者様の休憩スペースに置いて、
涼しげな音色に皆で和んでいました。
‥‥しかし、数時間後状況は一変。
飼育ケース満タンのスズムシが、
夜が更けてゆくにつれて
全オスが、全身全霊で
恋を謳歌し始めたからです。
消灯時間なぞものともしない恋のメロディー。
残業の師長さんが顔をしかめてケースを抱え、
だぁれもいない外来棟へ歩いていく
後ろ姿を今でも覚えています。
あのスズムシたちの2世はどうなったのかしら。
十数年ぶりに思い出しました。
思い出させてくれて、ありがとうございます。
(タナボタばんざい)
そう、ぼくも去年飼いましたから
知ってます。
スズムシの声量(っていうのか?)、
けっこうすごいんですよね。
正直、最初に鳴きだしたときは、
これ、睡眠に影響するかも、とさえ思いました。
でも、すぐに慣れましたけど。
たしかに、病院に大量のスズムシは
問題あるかもしれませんねぇ。