ほぼ日手帳 ニュース

販売情報、おすすめ文具の紹介、みなさんから教わった使い方など、手帳チームのメンバーが、日々さまざまな情報をお届けします。

【これ、書いておいてよかった!】
過ぎたらぜんぶ、オッケーなんです。

2023年、大みそかです。
ことし最後のほぼ日手帳ニュースは、
ひらのがお届けします。
帰省先の浜松で手帳を読み返しながら、
こたつでのんびりと書いています。

一年の終わりにほぼ日手帳を読み返すと、
日記に、メモに、記録に、
いろんなことが書かれていますが、
今までのどの年よりも、
日記を多く書けた年になりました。

ことしはHONを使いはじめたこともあって、
最初のうちは手さぐりで、
「日記ってこういう感じでいいのかな?」
というところからはじめていました。



日記を読みながら思い出したのですが、
正月後の3連休に法事があったので
長めに帰省していたのでした。
1月11日がようやく初出社で、
インスタントコーヒーの豆を
こぼすところからのはじまりでした。
ほかに書くべきことはなかったのか?
とも思いますが、日記ならいいんです。
失敗は、日記を彩るエッセンス。
書き方がいかにもライターっぽくて、
どう書いたらいいのかを探っている
照れ隠しな感じがします。



そして、1月25日になると、
ようやく仕事のことが書かれるように。
「手帳本」というのは、
『ほぼ日手帳公式ガイドブック』のこと。
この頃には、本のテーマが
「できる」にしようとしてますね。
日記を約1か月続けてきたことで、
手書きがだいぶ習慣になってきたようです。



1月28日には、家でのできごと。
当時3歳の息子がひとりで
コンビニにお買いものに行ったら、
パンを買うつもりだったのに、
誇らしげにマシュマロを買ってきました。
写真を見ながら絵も描いてますね。
残したかったんだろうな、ぼくも。



5月13日は、神田祭の宵宮テキスト中継
毎日の日記は3月末までの
3ヶ月間は毎日続いたのですが、
そのあとから忙しくなってきて
頻度が減ってしまったんです。
こういう特別なことがあったタイミングで
日記を書こうとしていました。
年末の今だから言えることですが、
特別じゃない日のことも、
もっと書いておいてほしかった。



日記を書かない日が増えたことで
ガイドブックのラフを書いています。
HONと手帳カバーによる
炎の7番勝負という企画でした。
これはこれで書いておいてよかった。
ルールに縛られたくないので、
自由に書きたいことを書けるのも、
ほぼ日手帳のよさです。



9月になると
ボールペンのインクがなくなってきて、
他のペンに替えていました。
「ユニボール エア」にしたおかげで、
気分よくスイスイ書けています。
9月1日のほぼ日手帳発売までは
目の前の仕事しか見えていなかった感じですが、
このあたりから振り返りや反省など、
書きながら考えているのがわかります。
というかこのあたりは、反省ばかりだったな。
ま、過ぎたらそれもいい思い出です。



同僚のみんなが綱引きで二連覇を成し遂げて
わーっと盛り上がっていたところ、
福引でルンバを当てました。
家にルンバがやってきたことで、
床の掃除や部屋の模様替えなど
なぜか大忙しになったという記録です。



これは日記とはまた別ですが、
2023年は仕事で担当した
読みものの公開日を
年間インデックスに記録していました。
なんとなく一年間のリズムがわかって、
月末と月初に公開するものが
特に多いんだなとわかりました。
こう見ると、9月と10月の中頃は
なんにもしていないみたいですが、
もっと先に出すものの作業を
優先していたんだと思います。


こうして日記を読み返すという瞬間は、
日記を続けた人だけの年末の贅沢ですね。
手帳に残っている白いページがあるので、
覚えている限りで
「こんなことあったな」ということを
一言でも書いておこうかな。
また数年後に読み返したときに、
きっとうれしくなると思うんですよね。

ことしも「ほぼ日手帳」を
ご愛顧いただきありがとうございました。
ほぼ日手帳ニュースはまだまだ続きますし、
俵万智さんの手帳の使い方インタビューや、
毎年恒例のほぼ日手帳みくじもありますよ。

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