ほぼ日手帳 ニュース

販売情報、おすすめ文具の紹介、みなさんから教わった使い方など、手帳チームのメンバーが、日々さまざまな情報をお届けします。

【突撃!隣のほぼ日手帳】
気分に応じて好きな手帳を

こんにちは。
手帳チームのあさこです。

今回、私はシステムチームの
(山縣さんと呼んでいます)の
手帳を見せてもらいました。

以前、立ち話をしていたときに、
手帳が好きだという話をされていたので
ずっと気になっていたのです。

今回お話を聞けるとなって
たのしみにしていたのですが‥‥

まずは山縣さんが持ってきてくれた
手帳をご覧ください。



かばんの中から
次から次へと出してくれているとき、
てっきりここ数年の手帳を
持ってきてくれたと思ったのですが、
なんと、これはすべて
ことし使っているものなんだそうです(!)

「手帳は買ってから目的を考える」ほど
手帳が趣味な山縣さんの手帳を
<仕事用>と<プライベート用>の
2方向からご紹介します。


▲肝心の山縣さんの写真を取り忘れてしまい、このコンテンツから拝借しました。たまにミーティングで一緒になるときの印象では、複雑そうな話をすっとわかりやすく要点をまとめて言い直してくれる、頭のなかが整理整頓できている人!


<仕事用>

まずは仕事用に使っている
手帳を見せていただきました。

1冊めは、
オリーブグリーンのweeks。



入っているミーティングなどは左ページに、
その週やるタスクは右ページに
書いてあります。



右ページのタスクはさらに

(1)Weekly Task:その週にやること
(2)Weekly Goal:できたらその週にやりたいこと
(3)Weekly Review:その週の振り返り

という3つのエリアに分かれて、
(1)(2)はその週のはじめや、
もし事前に決まっている場合は
先回りして書いておいて、
(2)を見ながら
「自分はこういうことをやりたかったけれど、
 実際にはこういう仕事をしたんだな」
と振り返って(3)に書いているそうです。

そして、もう1冊、
方眼ノートなど、
日付の入っていない白紙のノートも
使っています。




▲Water greenのカバーといっしょに。ペンの軸の色もカバーにあわせて選んでいました。かわいい!

ここには、weeksに書き込んだ内容が
日単位に落とし込んで書かれています。
その日突然入ってきたタスクも、
weeksではなくこのノートにまず書き、
その日中に終わらせることができなかったら
weeksに戻しているんだそう。


▲2月はシステム手帳を活用。ここでもカバーとペンの色を統一!

このように、「2画面」あるのが、
「使う手帳も増やせるし‥‥」という理由込みで
山縣さんにとっては
しっくりきているとのことでした。

一個上の写真にあるとおり、
今は方眼ノートではなく、
システム手帳を使っているそうなのですが、
それは月ごとに、気分によって
手帳を色々変えているからなんです。

実はさっきお見せした
weeksの右ページの
タスクの種類を3つに分ける使い方も
(取材をした)2月に入ってから
始めたものだそうで、
1月にはやっていなかったこと。

これは、もともと山縣さんが
最初に手帳を書くきっかけが
バレットジャーナルだったからで、
「その時に書きたいフォーマットで
 自由に書くのがいい」
という思いがずっとあるからなんだそうです。

私は、1年のはじめに
「手帳をこうやって使おう!」と
ルールを決めて意気込むものの、
ちょっとルール通りに使えなかったら
しゅん‥‥となってしまっていたのですが、
よく考えたら
そんなに決め込まずに、
気分に合わなくなったら
やり方を変えてみればいいだけなんですよね。

山縣さんは
「たのしむのが一番!」と言っていたのですが、
そのとおりだと思いました。
自分で使う、自分のための手帳ですし。

ちなみに、方眼ノートを使っていたときは、
「今週まとまった時間がほしいな」と思ったときに
作業できる時間を可視化して、
この作業をするぞと決めるために
週間手帳も使っていたそうです。



そして、
実際に仕事をしているときに使う手帳は
上の2冊ですが、
1日の終わりに、
さらに自分に向けた日報を書くように
万年筆でHONにも書いています。


▲このHONは、株主優待で制作した特注のカラーのもの

何時から何時まで作業をして、
実際に何をやったかを書いているので、
2、3年経って見返したときに
鮮明に思い出せそうで、おもしろそうです。

ただ、正直なところ
「手帳に書きたいから、目的をわざわざ作っている」
のだそう。趣味が本当に手帳なんだなぁ。

<プライベート用>

続いてはプライベート用の手帳です。

本当は、思いついたときにすぐ書けるように
肌身離さず持ち歩いているシステム手帳
(それも、1冊ではなく、 
 どれくらい身軽にいくかによって
 使い分けるために3冊)や、
自分で月間カレンダーや
週間カレンダーのフォーマット、
今期のドラマリストなどを書き、
作り込まれているバレットジャーナルもあったのですが、
このニュースがすでにけっこう長くなってしまっているので、
今回は特定の用途を決めて使っている
weeksとカズンをご紹介します。

◆健康記録用のweeks

何時にどんな薬を飲んだかや、
「ここが筋肉痛だった‥‥」など、
その日気になったことを左の週間ページに、
「風邪を引いた」など大きめのトピックスは
右のフリースペースに書いて
使っているそうです。



ちなみに、
ここ最近の山縣さんの
大きなトピックは足の小指を骨折したこと。
見せてもらったweeksには、
経過観察の記録がたくさん書いてありました。

書くことによって、
「ここが痛くなってから
 もう一週間も経っていたんだ!」など
案外忘れがちなことにも気づくことができ、
そこから病院に行ったり、
どうするかを考えられるのでいいんだそう。

◆野球について書くカズン

実は、この手帳だけ、
今回持ってきてくれたなかで
唯一昨年の手帳なのですが、
それは野球がシーズン前だから、
という理由だけで、
ことしも同じように使うそうなので
紹介させてください。

このカズンは、
みんなの使い方のページで
野球手帳を書いているかたを見かけ、
真似してみたそうなのです。

月間カレンダーには
対戦相手と試合結果、



週間ページには
その日の試合のスタメン、



1日ページは
その日の試合について
より詳しく書いています。



さらには、月のとびらには
その月のハイライトを
iNSPiCで印刷した写真で、


▲お気づきでしょうか、山縣さんは阪神ファンでして、昨年はアレしたので思い出深い一冊になったそうです

おまけページの「Graph Paper」には
勝敗の貯金の推移、
「Favorites」には月ごとのニュースと月間MVP、
(ちょうど12枠あるのでぴったり!)


▲貯金グラフはマイナスも加味して作ったので、アレをした阪神には上のスペースが足りない

「My 100」の数字を背番号に見立て、
ポジションによって色分けしつつ
選手のかたの名前を書かれていたり



とことん野球な一冊になっています。

・・・

以上、自分がたのしいように、
使いやすいように、
いろんな使い方をしている、
「趣味は手帳」の山縣さんの手帳でした。

それでは、次回、
金曜日の更新もおたのしみに!

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