ほぼ日手帳 ニュース

販売情報、おすすめ文具の紹介、みなさんから教わった使い方など、手帳チームのメンバーが、日々さまざまな情報をお届けします。

【ほぼ日手帳のぽてんしゃる】
手帳で鶴を折る

こんにちは。
今回の手帳NEWSのテーマは「ほぼ日手帳のぽてんしゃる」。
9月も中旬に突入しまして、
このテーマのシリーズもおわりが見えてきました。
この記事を書く前に振り返って全部読み返しましたが、
いろいろな視点の記事があって楽しいです。

さて、ぼくはふだんチケットやお菓子の包み紙を貼るばかりなので、
今回はちょっと趣向を変えて、鶴を折ります。
「?」となった方、誤植ではありません。
折り紙で折る鶴です。
そうです。子供の頃によく折ったであろう、あの折り鶴です。



ぼくは折り紙が得意なわけではないですが、
高校生の頃、クラスでいろいろな折り鶴を折るのが流行りまして、
小さい鶴を折ったり、片手で折ったり、
何羽もつながった鶴を折ったりしていました。

実は最近、上の写真の折り鶴の左にある
コーヒーフロートの折り紙を見かけて、
「折りたい!」と思って折り紙を買ったんです。
そのせいもあって、ぼくの折り紙熱は
高校以来の燃え上がりを見せているんです。

もちろん、ただ折り紙で折るんじゃありませんよ。
ちゃんと手帳を使います。
前置きが長くなってしまったので、さっそくはじめましょう。



「今年は2冊の手帳を使うぞ」と、身の丈に合わないことを試みて、
1か月で挫折した英語版のHONが手元にありますので、
念の為こちらを使うことにします(弱気)。



ところどころ、ちょっとだけ書いてあります。



カッターなどの道具を用意します。
そうです。
手帳を切り抜いて折り紙を作り、
それを折って鶴にしたいと思っています。
ほぼ日手帳は方眼なので正方形にするのも簡単です。



今回は、方眼のタテヨコ7マス分を使います。
3.7mmの方眼なので、25.9mm×25.9mmの折り紙ができます。
冒頭の黒い鶴の折り紙は176mm×176mmですので、
おおむね1/7のサイズになるでしょうか。
黒い鶴を原寸としたら、1/7スケールの鶴になります。



カッターで切ります。
言うまでもないですが、ページが切れますので、
ページの下に傷ついてもいい下敷きや厚紙を敷いたほうがいいです。
ぼくはクリアファイルを小さく切ったものを敷きました。



このように、1マス分は切らずにつなげておきます。
切り離してしまったら、それはただの折り紙です。
手帳を使う意味がなくなりますので、注意してください。

しかし、きれいに切れませんでした……。
カッターの刃先が欠けていたのが原因です。
ところどころ歪んでいるし、切りそこねもあるし、
デザイナーとは思えない仕上がりですが、
まぁ、いいでしょう。

折っていきます。





今回はつながっている部分が鶴の羽の部分になるように折ります。
よくわからない場合は、折りやすいように折ればいいです。



1つの角がつながっているので、
途中で折りづらい箇所がありますが、
ときどきページをめくって
裏から折ったりするといいかもしれません。

どんどん折ります。





このサイズなら指だけでも折れますが、
内側を拡げて折る部分などでは、
ピンセットをつかうと折りやすいかもしれません。




あたりまえですが、だいぶ折り鶴っぽくなってきました。
尾とクチバシの向きはお好みで。



できたかな。
(ページを閉じるときはこの状態にすると良いと思います)



開いて……、



完成!



裏からも見てみます。



大きな穴の縁に止まる鶴、といった風情。
クチバシを穴の方に向けたのがいい感じです。
何か手を加えると、とてもいいものができそうな予感がありますが、
ちょっと思い浮かばない……。



全体像はこんな感じ。

上でも書きましたが、
ページを閉じるときは、羽を閉じて平たくするといいでしょう。
それでは、次回の手帳NEWSもおたのしみに!