「ラジオ体操第一」は、最初に背伸びの運動があり、
次に出てくるのが、この
「腕を振って脚を曲げ伸ばす運動」。
じつはこれ、すべての動きのなかで
もっとも難易度が高いのです。
そして、格子先生が
「ラジオ体操をフルでやる時間がなかったら
 とにかく2番だけ、やればいい」
とおっしゃるほど、重要な動きです。
とにかく、これだけでもいい。
マスターしましょう!






No.2の体操、つらい‥‥。
いきなりクライマックスです。
最も、といっていいほど難しく、
効果も高いので、しっかり覚えてくださいね。
はい。
下半身、やせたいんですよね?
はい。
そうしたら、これだけをまず
完全にマスターして継続してください。
下半身、きっときれいになりますよ。
かかとを上げるのがポイントですね。
途中で1回、トンッと下ろす。
そう。かかとが床につくのは一瞬だけです。
トンッとつけて、また上げる。
まずは脚の動きだけやってみて、
覚えられたら腕の振りをつけましょう。


左右のかかとをあわせて、
60度くらいに開きます。


かかとを上げます。



ひざを曲げて、
上半身をまっすぐ下ろします。
このとき、かかとは上げたまま。



脚を伸ばし、左右のひざをつけます。
おしりをキュッとしめてください。
かかとは上げたまま。



一瞬だけ、かかとを下ろす。



かかとをすぐに上げて、もういちど、
上半身を下ろし、ひざを曲げる。
がんばります。
「ラジオ体操第一」のなかで、
この動きだけが2回出てくるんですよ。
2番目と12番目です。
こんなふうにかかとを上げて
この動きができている人は、ほとんどいません。
きちんと行うと、
体幹筋と脚の筋肉が鍛えられます。
とにかく、この
No.2の動きが第一歩。
そうです。
今日中に、マスターしちゃいましょうね。
No.2「腕を振って脚を曲げ伸ばす運動」、
完璧にできましたか? ここがスタートです。
次回のNo.3につづきます!
2012-08-24-FRI

※効果は中村格子先生の理論に基づくものです。また個人差があります。