肩に手を乗せてからピーンと腕を伸ばす、
あの動きです。
しかし、これは腕ではなく
背骨のまわりの筋肉を伸ばすことが目的。
背中に意識を集中して、
はい、猫背よさようなら~。





これは姿勢にいい体操なんですね。
「薄化粧より、よい姿勢」
これからを生きる、
キーワードにしたいと思います。
ほんとうにね、猫背は魅力半減です。
アンチエイジングと言って、
顔だけピカピカにして
姿勢が悪い人は、違和感がありませんか?
この体操の最初、手は肩峰に置くんですよ。
つまり、肩のぐりぐりです。
あ‥‥、さっきの姿勢の話
胸を反らす運動にリンクで出てきた、
肩のぐりぐりですね。
ぐりぐりと耳の位置を前後で
揃えるのがポイントでした。
そのとおり。
いい姿勢をつくるには、
「手を肩峰に置いてつくる三角形」を
耳の真横の位置に
もってくればいいんです。
はぁあ、なるほど。
この三角形のポーズなら
かんたんに姿勢を正せますね。
もう、くせにしてください。
くせにします。
手を肩峰に置き、
脇を締めて、肩甲骨下げます。
この「いい姿勢」から、腕を上げていきます。
股関節、ひざ関節、下肢三関節伸展、
ぜんぶの関節を伸ばすつもりでね。
爆発的に伸ばして、下ろす。閉じる。
伸ばす、下ろす、閉じる。
最短距離で、シュッ、シュッ、シュッ、
すばやく動きます。
思いっきりやると気持ちいいですね。
そうなんです。
なんでもそうなんですが、
オープンにちからを出すと、
からだのパワーがついてくるんです。
だから、ラジオ体操の3分のあいだ、
惜しみなく、爆発的に、
からだを伸ばすようにしてください。
あこがれの、姿勢美人に。
なれますから。

姿勢美人への道のり、これでしあげです。
けっこう前進したんじゃないでしょうか。
つづきます!
2012-09-03-MON

※効果は中村格子先生の理論に基づくものです。また個人差があります。