「しいたけ占い」などで人気の
占い師・作家のしいたけ.さんによる、
ざっくばらんな悩み相談室です。
みなさんからの青春の悩み相談と、
しいたけ.さんのお返事を、
毎回ひとつずつご紹介していきます。
友達として好きなのか、
恋愛として好きなのか。
送ってくれたひと
サスケ大好き 16歳 女
2002/12/30生まれ
しいたけ.さんへの相談
私には、可愛い女の子の友達がいて、
その子のことが大好きなのですが、
時々自分がその子のことを友達として好きなのか、
恋愛として好きなのか分からなくなります。
その子は本当に優しくて、可愛くて、
勉強もできて素敵な女の子です。
その子とぎゅーとしていると、
赤ちゃんみたいないい匂いがして落ち着きます。
私のマイブーム
その子とぎゅーっとすることです。
まず、すべての「大好き」の入り口には、
サスケ大好きさんと同じような
「その子のことが友達として好きなのか、
恋愛として好きなのか分からなくなる」
という気持ちが起きています。
「なんか尊い」という感覚ですね。
この子は可愛すぎて尊い、とか、
この子は良い人すぎて尊い、みたいな。
これはある人が言っていたことですが、
恋愛でも、
アイドルとかタレントさんのことが大好きな人たちでも、
相手のことを「尊いぐらいに好き」と感じる人って、
どちらかというと相手の明るさじゃなくて、
暗さの方に惹かれていったりします。
「あの人、この前のライブで
いつもより元気がなかったけど、
それでも自分のパフォーマンスを発揮してすごかった」
というように。
僕は恋愛感情というのは、
「その人を見守るためにあるんじゃないか」
とも思うのです。
その人の明るい部分だけが好きならば、
一目見て、もうそれで帰ったら良いわけですよね。
でも、暗さの部分が気になるということは、
「この人は自分がこの世界で出会った
出会いの中でもかなり大事なもので、
私はこの人を大事に、
そして、見守らなければいけない」
という気持ちが出ている。
だからサスケ大好きさんのその子に対する思いは、
「友達としても大好き」だけじゃなくて、
「恋愛としても好き」というのが
多少入っているような気もしました。
もし、その子もサスケ大好きさんに
ぎゅーとされるのが好きでいてくれるのならば、
「〇〇ちゃんをぎゅーとすると、
赤ちゃんみたいないい匂いがして落ち着くの」
と言って、ぎゅーとさせてもらってください。
友達として好き、恋愛として好きの
どちらかの答えが出なくても、
「ワシはその子が尊い」という気持ちを
持ち続けることは、本当に素敵なことですよ。
自分の感情を周りに無理に説明する必要はないし、
「尊さ」は自分だけの宝物の時間として
大切にすると良いと思います。
素敵な時間を!
(明日につづきます)
2020-03-04-WED