スウェットで、 おしゃれで上品な着こなしを。 スタイリストの轟木節子さんに、 すてきなスタイリングのポイントを、ききました。

〈O2〉のニューシリーズ「エア・スウェッツ」

予告07

カジュアルで、スポーティー。
そしてリラックス。
スウェット素材って、そんなイメージですよね。
でも、
このエア・スウェッツは、ちょっと違うんです。

かるく、やわらかで、とても上等な質感。
デザインを、うつくしいシルエットに定評のある
「tsuki.s」の末永津喜子さんといっしょに考えて、
品のいい、大人に似合うスウェットができました。

いつものスタイルだけでは、もったいないんです。
着ごこちのよさはそのままで、うんとおしゃれに。
すてきな着こなしを、ごらんください。
きっと、きょうも、あしたも、着たくなりますよ。

轟木 節子(とどろき せつこ)

スタイリスト。1972年、熊本生まれ。
ファッション誌、カルチャー誌、広告などで幅広く活躍。
シンプルな中にスパイスの効いた、
独自の空気感が漂うスタイリングが人気。
ナチュラル志向なライフスタイルも注目されている。

エア・スウェッツ
レディスプルオーバー

¥8,690(税込)

▲ラベンダーグレー

ラベンダーグレーのスウェットに、パンツ。
濃い紫のワイドパンツが、
似た色調のスウェットとなじんで、
シックなグラデーションコーディネートに。

上品な色と、タックが入ったデザインの
女性らしさのあるパンツには、
メンズっぽい、白の靴を合わせました。

「ボトムは、デニムもいいですよ。
濃色のきれいめなデニムと、革靴を合わせて。
スタンダードな着こなしがいいと思います。」
(轟木さん)

ゆったりしたスウェットは、
小柄な人がオーバーサイズ気味に着て、
細身のパンツとバレエシューズを合わせても、
かわいい印象がつくれそうですね。

▲ヘザーグレー

ヘザーグレーのプルオーバーに、
上品できれいめな、マニッシュなパンツを。
パンツはチャコールグレーのウールで、
グレーのスウェットと、
素材も色も相性がいいアイテムです。

合わせた靴は、ハイカットのスニーカー。
力の抜けた、おしゃれ上級者の雰囲気ですね。

「仕立てのいいワイドパンツに、
足元はローテクのスニーカーっていうバランスが、
私は好きなんです。かっこいいなぁ、って。
上品な素材感のパンツを、
スウェットとスニーカー、ふたつのカジュアルで
サンドイッチしたような着こなしです。」
(轟木さん)

スウェットのおしゃれなデザインが実感できる、
大人っぽいスタイルです。

▲ミッドナイトブルー

ほんのりブリティッシュテイストのスタイリング。
ミッドナイトブルーのスウェットに、
グレンチェックのパンツです。

上質でマニッシュなパンツを合わせることで、
プルオーバーのスウェットが、
カジュアルに傾きすぎず、きちんとした印象に。

靴はボーイッシュなスニーカーで
ちょっと外すのがおしゃれで、かっこいい。

「スカートを合わせるなら、
プリーツスカートやキルトスカートを。
足元はスタンダードなロングブーツや
マニッシュなストレートチップのシューズで
かっちりさせても素敵です。」
(轟木さん)

エア・スウェッツ
レディスモックネックトップ

¥8,690(税込)

▲ラベンダーグレー

ラベンダーグレーのモックネックに、
シャツの襟を立てて、ちょっと見せて。
ボトムの色味と、
ほんのすこし見えるシャツの色をそろえたら、
透明感のある、大人っぽい着こなしに。

「このコーディネートは、
デザイン性の高いパンツを合わせましたけれど、
中に着るシャツの色とボトムの色を同系色にするのは、
すごく応用がきくんですよ。
簡単に、おしゃれに見えると思います。」
(轟木さん)

わずかに赤紫を感じさせるラベンダーグレーと
オフホワイト系のグラデーション。
上品で、きれいなコーディネートです。

▲ミッドナイトブルー

ネイビーのモックネックに、
ブルーの小花柄のシャツワンピースを。
同系色で合わせた着こなしです。
ふんわり、まあるい印象のスウェットに
ゆらりとしたワンピースが似合います。

「高さのあるモックネックから、
ワンピースの襟を立てて、
ちらっとブルーを見せてます。
白いシャツをインナーにしたときなんかも、
そんなふうに着るとかわいいですよ。」
(轟木さん)

靴下は深いグリーンで、
ちょっと色遊び。
ワンピースのかわいい雰囲気には、
かっちりとした革靴を合わせました。

▲ヘザーグレー

ヘザーグレーは、いわゆる霜降りで、
いちばんカジュアルな色味です。
そこに黒を合わせて、キリッとした着こなし。

ちょっと短めの黒のパンツに、
白い靴下、黒のビットローファー。
「足もとはキリッと、とにかくワントーン!」
を心がけてみると
簡単におしゃれな着こなしになりますよ。」

「このスウェットでカジュアルなおしゃれができるのは、
ちゃんとデザインがされているから。
上品なモックネックだからなんですよね。
すごく気持ちのいい素材で、着ていて楽ちん。
嬉しいづくしのスウェットだと思いました。」
(轟木さん)

エア・スウェッツ
レディスブルゾン

¥9,900(税込)

▲ラベンダーグレー

ほのかな赤紫を感じるラベンダーグレーに、
白い〈O2〉のロンTと、
アイボリーのタイトスカート。
白からグレーへのグラデーションでまとめた、
ワントーンのコーディネートです。

ジップアップのイメージをそのままに、
うんとスポーティーにふった着こなしです。
白と、あかるめのグレーをあわせて、
透明感のある、クリーンな感じになりました。

「ブルゾンも、タイトスカートやTシャツも、
スポーティーなアイテムですけれど、
足元をかっちり、白い革靴にすると、
ぐっと引き締まるんですよ。」
(轟木さん)

ちょっとずつ色が違うものも、
こんなふうに薄めのトーンでそろえると、
すっきり、おしゃれになるんですね。

▲ミッドナイトブルー

深い紺色、ミッドナイトブルーのブルゾンに、
紺と赤のチェックのスカートを合わせました。
トラッドっぽさのなかに、
ちょっとパンクなイメージも感じられて、
”ふつうじゃない”おしゃれ感です。

「ブルゾンが無地なので、
柄のボトムと合わせるとのもおすすめです。
ブルゾンが紺色なので、
濃紺のチェックのスカートを合わせました。」
(轟木さん)

ラフな印象のあるアイテムなので、
足元は、靴下と、皮のひも靴で、かっちりと。
〈O2〉の持っている凛とした雰囲気が、
革靴でさらにキリッと、カッコよくなりました。

▲ヘザーグレー

グレーのブルゾンの前を閉めて、
ニットのフレアスカートを合わせました。
リラックス感のあるスウェットを、
あえてキリッとした印象で着るスタイルです。

スカートの色はネイビー。
無地と無地で、色数をふやさず、
スタンダートな色でまとめると、
すっきり、おしゃれに見えるんですね。
シンプルな色合わせですけれど、
スウェットとニットという、
異素材を組み合わせることで、
着こなしにリズムがうまれるんですって。

足元はビットローファーで、きちんとした感じに。
これも、センスアップのポイントです。

「このブルゾンにパンツを合わせるときは、
ジッパーを閉めて着るなら、
これからの季節、ウール素材で、
裾のほうが細くなるテーパードパンツを。
ワイドパンツには、前を開けて着ると
バランスのいい着こなしができますよ。」
(轟木さん)

エア・スウェッツ
メンズプルオーバー

¥9,130(税込)

▲ヘザーグレー

メンズのプルオーバーは、
首元のV字型のガゼットや、リブの畝(うね)など、
オーセンティックなデザイン。
ヴィンテージのようなルックスと、
あたらしい素材のやわらかさ、かるさとの
ギャップもたのしいアイテムです。

濃紺のパンツ、白い靴下と黒い靴で、
ちょっとおしゃれな男の子のイメージ。

「裾に向かってすぼまるかたちの
太すぎないテーパードパンツの足元に、
ちらりと見える白いソックスのおかげで、
着こなし全体がきれいな印象になっています。」
(轟木さん)

▲ミッドナイトブルー

ミッドナイトブルーのスウェットに、
濃色のコーデュロイパンツの組み合わせ。
コーデュロイはベルベットに似た艶があるので、
ラフなイメージのスウェット素材が
きれいめな着こなしになります。

畝(うね)があるコーデュロイをあわせると、
ストライプのような縦ラインの視覚効果もあって、
すっきりとした印象をつくってくれます。

「コーデュロイってカジュアルな素材だけれど、
ちょっと艶があってきれいですよね。
とくに、こういう濃紺の深い色。
同じ色で合わせるとき、素材が違うだけで、
着こなしに、ぐっと奥行きが出るんです。」
(轟木さん)

▲ミッドナイトブルー

メンズのプルオーバーを、女性も。
袖口から指だけ出るくらいの、
オーバーサイズのトップスに、
中途半端な丈のスカートで、
あえてルーズなバランスをたのしみます。

「シャツワンピースに重ねてもいいですよ。
ちょっとルーズになるように意識して、
ヘアスタイルはタイトにまとめて
足元はきりっとした革靴で引きしめます。」
(轟木さん)

靴は、服のテイストや素材と
少し差をつけるような気分で選ぶと、
リズムがつくんですって。
たとえば、スニーカーを履きたかったら、
きれいめなウールのボトムに、というふうに。

靴下は、
スカートのマスタード色と相性のいい、
深いグリーン。
このくらいの深いグリーンだと、
派手にはならないけれど、
色で遊びができて、楽しいポイントです。

(おわりです)

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