スタイリスト 佐伯敦子さん「季節を問わず、愛用してます。」

予告04

一度袖を通すと、手ばなせなくなる人が多い、
魔法のカットソー「FIRO」。
もともと愛用されている、
スタイリストの佐伯敦子さんに
あらためてFIROをどう着ているか、
お話しをうかがいました。
今シーズン初登場のアイテム
ハイブリッドラマのレギンスもお披露目ですよ。

佐伯 敦子(さえき あつこ)

スタイリスト/yunahicaディレクター。
編集、パリ在住経験を経て現在に至る。
美意識の高さや鋭い審美眼で、
各界のクリエーターはもちろん、
モデル、女優からの信頼も厚い。
「ほぼ日」では「CINÉ & TRAVEL」シリーズや、
「ソファみたいなスリッパ」の
デザイン監修も努めていただいています。

ずっと肌にいちばん近い存在

――
FIROのよさはこれまで
たくさん語っていただきましたが、
あらためて佐伯さんに
魅力をうかがいたいと思います。
佐伯
やっぱり、見た目より着たときの
気持ちよさですよね。
一見ふつうのカットソーなのに
1万円以上します。
その理由は、生地に触れて、実際に着てみないと
わかりづらいのですけれど。
――
じぶんでもFIROのTシャツを着るようになって、
それ以外のTシャツを手にとる機会が
減ってしまったぐらいで。
佐伯
デザインで選ぶこともたのしいですが、
やっぱり気持ちのいいものを着たいんですよね。
――
そうなんです。つい。
ふだんからFIROを着ていらっしゃいますか?
佐伯
はい、季節を問わず一年中着ていますよ。
ファッションのトレンドに左右されない、
定番的な普通のアイテムだけれど、
やっぱりまた着てしまうという存在です。
時期によってアイテムを買い足して、
飽きずに着続けています。
――
くせのないシンプルなデザインだから
ずっと着られますね。
佐伯
以前、ショートスリーブのカットソーで
首がつまっているものがあったんです。
わたしはそれが今も大好きで、
いちばんよく着るんですけど、
今はその型がなくなってしまって。
またつくってくださいって
FIROの白井さんにお願いしたい(笑)。
シーズンごとに少しずつ変わっているんですよね。
――
前に出たものと同じように見えて、
襟ぐりがやや広くなったり、
着丈が少し短くなったりと、
じわじわと変わっています。
長く愛用できるものだからこそ、
変化の幅は小さいんですね。
佐伯
着ている人の意見をくみとりながら、
使いやすいかたちに更新されていますね。
――
首がつまってるのも、リクエストしたいですね。
FIROのアイテムは、あまりシワが気にならないので
ちょっと雑にたたんでも大丈夫だと思うのですが
たたむときやしまうときって、どうされていますか?
佐伯
ふつうにたたんで、引出しに立てて並べています。
ほとんど真っ黒でわからないけど(笑)。
――
立てるんですね。なるほど。
FIROで選ぶのは黒が多いですか?
佐伯
そうですね。黒、白、紺。
この3色がほとんどです。
――
わたしでも着られるかな、という不安も
一蹴されるほど生地がぐいんと伸びて
フィットするのもいいですよね。
佐伯
FIROのこの素材はすべて、
体のシルエットを気にしなくていい。
着る人の体型を問わないほどの伸縮性は
ほかでなかなかないと思います。
――
先日、白井さんがご自身の竹の定規で
伸びる前の生地の長さを測って
どれだけ伸びるかを見せてくださったんです。
「ほら見てください、2.5倍伸びるんです!」って。
佐伯
(笑)。
それが伸縮性のある化学繊維でもなく、
コットンだということに衝撃を受けますよね。
――
そうなんです!
コットンという先入観が根底からくつがえるほど。
まさに“魔法”のような素材です。

フィーロの魔法はとけない

――
冬にはアルパカのレギンスがありましたが、
夏はコットンの素材でお目見えです。
佐伯
これはすごく使えます。
エアコンが効いた室内でも冷えから守ってくれるし、
外でも汗をはやく吸ってくれて
速乾性があるから蒸れたりしません。
以前からコットンで
レギンスをつくったらいいんじゃないですかって
白井さんに話をしていて、ようやくかたちになりました。
――
どんなふうに穿いてみるのがいいでしょうか?
佐伯
これ1枚で穿くというよりは、
チュニックのようなものを合わせたり、
ワンピースの下に着てもいいと思います。
家にいるときでも穿いていたっておかしくないですよ。
――
パンツの下にも穿けそうなフィット感ですね。
佐伯
そうですね。
冬用のパンツの下に履いたら、防寒になります。
――
ウールのパンツのように、
ちょっと肌にチクチクするパンツのときに
いいかもしれないですね。
蒸れないですし。
佐伯
わたしもそう思います。
タイツとは穿き心地がまたちがって
ちょっとゆるいですから。
――
年中手ばなせなくなりそうです。
佐伯
ぜったい便利だと思います。
――
引き続き、昨年から好評のタンクトップや
半袖と長袖のカットソーを
お届けできることになりました。
佐伯
タンクトップは前のものに比べて、
少し首の開きが広くなっています。
以前のものは狭く感じていたので。
徐々に広がってきてますね(笑)。
――
さすがFIROのヘビーユーザーだけあって、
微差にも敏感に気づかれますね!
佐伯
「こうなったらいいな」って思っていたので
よかったです。
タンクトップやカットソーは、
よっぽど寒くなければ一年中下着にしてもいいぐらい。
わたしもかなりの頻度で着ています。
頻繁に着ていても、
そんなに劣化しないのもすごいなって思います。
――
洗濯してすぐに乾くのにも、毎回おどろきます。
佐伯
そう。ハンガーにかけておけばすぐ乾く。
だから、旅行で暑い場所へ行くとき、
インナーはほぼこれです。
――
軽いし、折りたたんで小さくなりますよね。
佐伯
そうそう。
カーディガンもくるっと丸めて小さくして
バッグに入れれば、
持ち運びにも困らないし。
いざというときにすぐ出して着られます。
――
カットソーやカーディガンで
あたらしい色のアイスグレーも仲間に入ります。
佐伯
淡くてやさしい色ですよね。
アンサンブルで着るたのしみも、ふえそうです。
――
すてきに着ていただけそうですね。
どうぞ、おたのしみに。
佐伯さん、ありがとうございました!

(おわりです)

FIRO
レディス タンクトップ
各¥13,200(税込)

FIRO
レディス ショートスリーブカットソー
各¥17,600(税込)

FIRO
レディス ロングスリーブカットソー
各¥19,800(税込)

FIRO
レディス ショートカーディガン
各¥28,600(税込)

FIRO
レギンス
¥26,400(税込)

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