O2 BETTER THAN ONE
SPRING & SUMMER & ANYTIME

「かっこよさ」と「リラックス」の、 ちょうどいいミックス加減。 鏡に映る自分がうれしい、新定番のパンツです。

〈O2〉PANTS

予告02

この数年で、毎日の過ごし方が変わった方は多いと思います。
わたしたちも、家のまわりで過ごす時間が増え、
「手に取りたくなる服」の基準が変わりました。
そこで、「今穿きたい定番パンツ」をあらためて
加藤博さん、宇和川恵美子さんご夫婦といっしょに
考えてみることに。
リラックスできるけれど
穿いたときに気分があがるきれいなシルエットで、
家の中で過ごすときも、お出かけするときも
「穿き替えなくてよいパンツ」ができあがりました。
くわしいデザインについてのお話、
どうぞお読みくださいね。

加藤 博(かとう ひろし)

自身の名前をブランド名にした「KATO’」 の創設デザイナーであり、
株式会社チームキットジャパン代表取締役社長。
これまで様々な国内外の商品の企画開発に携わるだけでなく、
生地開発や、 日本生地の海外輸出の際のディレクションなど
幅広く活躍する。
フランスの 「ET.VOUS」 のメンズライン開設時の
デザイナーとして活躍した後、
アドリアーノ・ ゴールドシュミット氏との仕事や、
RRLの商品企画開発・イタリア「Legra」の 生地開発など
世界のブランドで様々な役割を果たしてきた。

宇和川 恵美子(うわがわ えみこ)

セレクトショップの店長、バイヤーを皮切りに、
海外ブランド向け素材の企画・プロデュース、
アパレルブランド製品の企画・生産などの業務を経て、
2010年、
自身のブランド GRANDMA MAMA DAUGHTER を設立。
祖母から母へ、娘へと受け継がれていく
洋服作りをコンセプトに、
ユーザー目線を反映したゆきとどいた製品づくりで
人気を博している。

〈O2〉チーム
(以下O2)
昨年つくっていただいた、
カットソー素材の「スキッパーシャツ」は、
着心地のよさと見た目の美しさを兼ね備えていて、
とっても好評でした。
おなじ考え方で「新しい定番パンツ」がつくれないかと
思い立ち、おふたりにご相談しました。
〈O2〉オリジナルとしてパンツを作るのは
はじめてのことで、加藤さんと宇和川さんに
いろいろとおしえていただきたかったんです。
加藤
「定番」になれるものというところから
考えていきました。
コロナ禍の暮らしになってから、自宅とその周辺での
活動がみんな多くなってる、ということも踏まえて
いちいち「穿き替えなくていいパンツ」だと
いいな、と。
家でも外でも穿けるパンツですね。
宇和川
ちょっとリラックスしたシルエットで、
それでもきちんとサマになるものですね。

毎日履きたい定番パンツ

〈O2〉ジェンダーレス スキッパーパンツ

O2
おっしゃるとおり、
穿いているのが苦じゃないのに、
すごくきれいなシルエットですよね。
立ったりしゃがんだりする動作もしやすくて、
あまりに動きやすいので、
「スキップしたくなるパンツ」
=「スキッパーパンツ」と名付けました。
楽なのにきれいで、
穿くと気持ちもウキウキするんですよね。
デザインの秘密をおしえてください。
加藤
いま、できるだけみんなが穿くのを避けたいのが、
ジーンズやチノパンなんじゃないかと
思うんです。
家で穿いているには、ちょっとリラックス感が
足りないじゃないですか。
だから、今回はデニムとチノみたいなのものを
使っているんだけど、
家で過ごしていても楽に感じてもらえるような
素材とかたちを心がけましたね。
加藤
デニムもライトオンスですごく軽やかなものを
使って、裾の形もだいぶ工夫しました。
O2
インディゴのデニムは薄手で、
たしかにとっても軽いですよね。
加藤
デニムテキスタイルメーカーの
COLLECTさんというところにお願いしたんですが
ぼくが「KATO'」ブランドやってたときの
デニムもここで別注して作ったんです。
O2
そうなんですね!
技術に長けた、信頼ある企業さんで。
加藤
もう本当に定番の耳付きデニムからライトオンスまで
全部アレンジできるところですね。
デニムは織るとき、ヨコ糸に白色を使うじゃないですか。
その白を今回はあえて見せたいというのがあったんで、
細い糸でもそれが実現できるのが、
ここだったんですね。
宇和川
ベージュとオリーブはベンタイルの生地を
使ってるんですけれど、
それもできるだけ軽やかなものを選びました。
しかも撥水加工つきなので、汚れがつきにくいのも
ふだんづかいには嬉しいポイントかなと。
股上を深めにしてるのも、お家で穿くには
ちょうどいいかと思いますし、
裾の前にはダーツを入れて、後ろにはスリットを
入れてあるんです。

左:前裾 右:後裾

加藤
こうすることでちょっと立体的になりますし、
後ろをスリットで割ることで、
立ったり座ったりしやすくて、
シワにもなりにくいんですよ。
スニーカーを穿いたら、そのロゴもちゃんと
見えますしね。
O2
後ろにスリットを入れるだけで、
そんなにうれしいことがいっぱいあるんですね。
宇和川
最初はアイデアとして、
「足首がちょっと見えるとかわいいよね」
っていいながらV字に開きを入れてみたんですけど
あとあと、どんどん利点が出てきて(笑)。
加藤
ウエストは後ろにだけゴムが入ってて、
でも前からは共布のベルトがあるからバレないんですよね。
すごくきれいに穿いてもらえると思います。

時代に左右されない定番

O2
ご時世の考慮もありますけれど、
これは定番として本当にずっと穿いていけそうですね。
宇和川
そうなんです。
時代に左右されない形に仕上げてあるので、
長いあいだ穿いてもらえるものに
なっていると思います。
加藤
いやあ、これはすごくいいものになったと思いますね。
O2
名前どおり、「スキップしたくなるパンツ」として
長く愛用できそうです。
ありがとうございました!

(次回は、加藤さん、宇和川さんによる
シャツとパンツを使ったおすすめコーディネートの
ご紹介です。おたのしみに!)

ジェンダーレス
スキッパーパンツ
¥16,500(税込)

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