サンド / サイズ1・レディス スタンダードフィット
(モデル身長171cm)
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まずは、レディスのサイズ2型のうちの、
ベーシックなシルエットから。
タイトすぎずワイドすぎない標準的なサイズ感なので、
奇をてらわず、シャツとデニムという正統な組み合わせで。
コートをすっきり、きちんと着たい方向けに、
選んだシャツもバンドカラーのスタンダードなシャツ。
ジーンズもシュッとしたテーパードシルエットです。
手の長さにもよりますが、背の高い方が着ると
コートの袖丈がちょっと短くなるので、
あえて袖丈の長いシャツを合わせて
長短のメリハリをつけました。
チャコール / サイズ1・レディス スタンダードフィット
(モデル身長161cm)
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上のコートとサイズは同じですが、色をチャコールに。
黒にはない独特の柔らかさがあり、
いろんな色とも馴染みよく中和できる、
コーディネートに使いやすいべんりな色だと思います。
だから、コートの下に入っている
Tシャツのアッシュブルーとも、
ワイドパンツのカラフルな花柄とも
ケンカすることなくまとまってくれます。
春なので明るく華やかな色や柄を使いたい方にぴったり。
袖はきれいに折らず、あえてくしゅっとロールアップ。
素材にハリがあるので、くずした形が決まりやすいんです。
サンド / サイズ2・レディス ルーズフィット
(モデル身長170cm)
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サイズをひとつあげると、肩が落ちる感じになって、
身幅にも余裕が生まれます。
品よい雰囲気のなかにリラックス感が加わりますね。
そのムードをいかし、白をメインにしたワントーンコーデに。
ただし、まっさらなホワイトではなく
生成りやクリーム系の色で浮きすぎないようにして、
ワンポイントでオレンジのボーダー使い。
襟元にほどよい開きがあるから、
ボートネックのバスクシャツとも相性が良いです。
ワイドパンツはセンタープレス入りで、
リラックス感の中にもきれいさを。
チャコール / サイズ2・レディス ルーズフィット
(モデル身長170cm)
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大きいほうのサイズのチャコールを使って、
モノトーンで仕上げました。
モードっぽいスタイルが好きな方におすすめの装いです。
モノトーンというと強い印象があると思いますが、
色をチャコールにするだけで、
モノトーンのハードなイメージがやわらかくなります。
和紙のようなシワ感のあるナイロン素材の質感も
ひんやりしたクールさをやわらげてくれる一因。
コートの襟元が広めにつくられているので、
中に着たシャツの襟を出しても
きゅうくつな感じがまったくありません。
きちっと閉じてもすてきですし、
逆にタートルネックなど
首がつまっているものを合わせても似合うと思います。
ライムカラーの靴下でアクセントにきかせ、
袖をロールアップするひと手間も加えました。
サンド / サイズ3・メンズ ルーズフィット
(モデル身長180cm)
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今年はデニムの当たり年。
男性なら、色味の薄いデニムのセットアップは
ぜひ挑戦してみてほしい組み合わせです。
白Tシャツにデニムのセットアップは
難易度が高いと思われるかもしれませんが、
サンドベージュのコートをはおるだけでサマになります。
生地にハリがあるから、きちんと感も生まれます。
身幅にゆとりがあるので、中にジャケットを着こめる余裕も。
こちらも、デニムジャケットの襟を出して、
開放的なムードを後押ししています。
チャコール / サイズ3・メンズ ルーズフィット
(モデル身長181cm)
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男性が服に選ぶ色の中でも、
ピンクってハードルが高い色だと思うんです。
さらに、ピンクと黒の組み合わせとなると
もっと難しく感じられると思うんですが、
ピンクを淡く、黒をチャコールに変えるだけで
不思議と調和してまとまるんです。
原色だとかっこよくなりすぎたり、
色気が出すぎたりするのでしょうけど、
ペールピンクのやさしい甘さと、
チャコールのちょっとくたびれた古着っぽさが
相まってマイルドな雰囲気に。
それに合うよう、ボトムはカーゴパンツと
スウェードのブーツをセレクト。
あまり計算していなさそうで、
じつは巧妙に気をつかっているコーディネートです(笑)。