Cacco

Kanoco × Hobonichi

Cacco [ kʌ'ko ]

モデルのKanocoさんと
ほぼ日がコラボしたブランド。
Kanocoさんがこどものころに
ご家族や友人から呼ばれていた愛称が
ブランドの名前の由来です。

第3弾は、陽の光に溶け込む
美しいカラーが印象的な
ラインナップになりました。
華やかな「ボリュームタックブラウス」、
軽やかな「ショート丈のワイドTシャツ」、
薄手の「リネンドレス」が新登場。
凛とした雰囲気とやわらかさが合わさった
これらのアイテムについて、
Kanocoさんにお話をうかがいました。

Kanocoさんプロフィール

2nd 10.26(Thu)  AM11:00  On sale

1「好きなものって、なに?」

――
Caccoではじめてのブラウスができました。
やっぱり、かわいい!
Kanoco
テンション上がりますね、ブラウスって!
――
今回、カラーバリエーションが豊富で、
5色ありますね。
Kanoco
そうなんです。
白黒と青系はけっこう自分の中では
よく着る色ですが、それに加えて
冒険のような色味も選びました。
――
Kanocoさんって
水色がお好きなイメージですけど、
水色じゃなくて、ブルーグレーのような
色を選んだのが意外でした。
Kanoco
デニムと合わせたくて、
この落ち着いたブルーグレーの色にしました。
あと、赤も好きな色です。
日常着ているものに、差し色として
ときどき赤を登場させています。
――
どんな赤にするかもけっこう悩みましたよね。
Kanoco
そうですね。
赤でも着やすい赤と、そうでない赤があって。
やっぱり赤って派手じゃないですか。
だから明るすぎても着るのに勇気がいりますし、
深すぎると秋冬のような印象になっちゃうし。
でも今回、ちょうど良いピッタリの赤でつくることができました。
――
Kanocoさんのイチオシは黄色の「ミモザ」でしたね。
Kanoco
黄色はテンション上がりますよね!
実は去年くらいから
ちょっとずつ黄色がすきになってきたんですけど、
それまではまったく手に取らなかった色で。
たぶん、自分もちょっと年齢を重ねてきて、
鮮やかな色が
ほしくなってきたのかもしれないですね(笑)
Tシャツの紫もそうですし。
顔映りも良い色かなって。
着やすい黄色かと思います。
――
気持ちもなんだか明るくなりそうな黄色です。
Kanoco
春ですね!
デニムとも合うし。
でもミリタリーやカーキ、
普通に黒とも合いそう。
スカートもいけますよね。
タイトめなスカートとも合いそう。
メンズライクなパンツとも合わせたいです。
――
生地にも光沢があって、
どの色もシンプルだけど
すごく上品なブラウスになりました。
ちなみに、トップスにカラーをもってきたときに
ふだんなにか心がけていることはありますか?
例えば、メイクとか、アクセサリーとか。
Kanoco
基本は全身で3色以内でおさめたい
という気持ちがあります。
そうすると、全体がまとまって見えるんです。
黄色のブラウスには、色を拾って、
黄色のアクセサリーをつけたりしたいな。
――
このブラウスで、
いちばん気に入っているポイントはどこですか?
Kanoco
ぜんぶ気に入っていますけど、
ブラウスってちょっと甘すぎるものが多いです。
もちろんそういうものも好きなのですが、
気分に合わない時もあって。
やっぱり、かっこよくいたいという気持ちがあるんです。
今回、それが叶った気がします。
ネックの部分だったり、タックの直線的な感じだったり、
かっこよさもありつつ、やわらかい印象もあって、
ぜんぶが気に入ってます(笑)
――
今回、首元のラインを最初に決めましたよね。
「ツルッと」っていうイメージがあって。
Kanoco
このネックが意外と主張してくれていて、
そこがキリッとさせてくれるなって
できあがって着たときに思いました。
スッキリしている所が好きです。
首元の開きが深いんだけど、
留めのステッチがあることによって
着やすくなりました。
――
そこのバランスもとても良いですよね。
Kanoco
むかしから、ひとつボタンが好きで。
ボタンがひとつだとスッキリもしてるし、
キラッとしている貝ボタンがポイントになりました。
ループを外して着てもかわいいですし、
インナーを選ぶたのしみもありますよね。
――
最大のポイントは、
やっぱり背中のギャザーですよね。
Kanoco
かわいいー!
――
普通はミシンを1本入れてギュッと寄せるんですけど、
これは、3本平行に入れながらギャザーを入れることで
必要以上に広がらず、程よくふわっとなりましたね。
Kanoco
ふんわりしすぎないように、
甘さを少しおさえる効果もありますよね。
生地感がやっぱり軽いしやわらかいので。
前はスッキリめで、バックスタイルや
横から見た感じのシルエットに変化があるのが好きで、
今回はこのかたちを作りました。
――
このブラウスにもKanocoさんの「好き」が
ふんだんに取りこまれています。
Kanoco
「実は、こうなってる」っていう
ポイントが入っているのが好きです。
――
このシルエットは、
とてもスタイルが良く見えますよね。
ボリューム感はあるけど、
生地もとても薄いし丈は短めだから
すごく涼しそうに見えますよね。
Kanoco
軽くて、着てないみたいでしたね(笑)
真夏でも着られるんじゃないかな。
暑がりっていうのもあって、
いつも癖で袖を上げちゃうんですけど、
ストレスなく袖を上に上げられて、
上げたときもかわいいシルエットに
なるものがほしかったので
ピッタリの締め具合とボリューム具合になりました。
――
袖のあたりもけっこう試行錯誤しましたよね。
Kanoco
そうですね。
袖のボリュームもつけたいし、
でもやっぱりシンプルなブラウスだから
袖にもなにかほしいと思って。
この袖のタックの直線が利いてるなって。
直線が好きなんでしょうね(笑)
――
素材も相まって、ラインっぽくなって良いですね。
裾もリンクさせて、裾とおそろいのようで
でもおそろいじゃないみたく。
Kanoco
実はね!
一見おそろいなんですけど、実は違う。
そんな細かい部分も
たのしんで着ていただきたいです。
- item -

ボリュームタックブラウス(5colors)
19,800 yen

(つづきます)