「カレーの恩返し」について。

誕生のきっかけ

「カレーの恩返し」は、ほぼ日
糸井重里が考えたスパイスミックスです。
もともとカレーが大好きで、
個人的に大量の試行錯誤をしてきた糸井重里が、
「自分のいちばん好みのカレー」として
たどり着いたのが、
「ルウのカレーをベースに、オリジナルの
スパイスミックスを加える」作り方のものでした。
その、糸井のスパイスミックスの
評判がとても良かったため、
2013年、スパイスのプロフェッショナルである
マスコットフーズ株式会社のみなさんと一緒に
製品化しました。
それが「カレーの恩返し」です。

基本の使い方

それぞれのご家庭のやりかたで、
いつものカレーをつくります。
仕上げの煮込みの段階でいったん火をとめ、
「カレーの恩返し」を加えてください。
ふたたび火にかけ、ひと煮立ちしたらできあがり。
(加える前に油をひいたフライパンで
軽く炒めるのもおすすめ。香りが立ちます)

量はお好みですが、
最初はひと鍋に大さじ1ほど入れて、
味をみながら加減するのがおすすめです。

盛り付けたカレーに、そのままふりかけても
おいしくいただけます。

味と香り

ポイントは「華やかさ」と「あざやかさ」。
おうちのカレーをベースに、
どこか、きらきらした印象の味わいのある
カレーができあがます。

「スパイシー」ではありますが、
辛さはほとんどありませんので、
辛いものが苦手なかたも、
安心してお召し上がりいただけます。

使用スパイスと賞味期限

使用しているのは次の12種類です。
カルダモン、クミン、コリアンダー、ターメリック、
シナモン、ピンクペッパー、クローブ、唐辛子、
ローレル、フェンネル、フェネグリーク、レモングラス

スパイスごとに挽きかたを変え、
口にしたときに「ざくざく」とした
スパイスの存在感をたのしめるようにしています。

賞味期限は製造日から2年間です。

こんなメニューにも使えます

「カレーの恩返し」はカレー以外の
メニューもおいしくします。
ぜひ、いろいろとおためしください。

  • 「カレー塩」や「カレーマヨネーズ」にして
    揚げ物のおともに。
  • 肉じゃが、肉豆腐、野菜炒め、コロッケ、
    焼きそば、チャーハン、シチューなどに。
  • からあげやタンドリーチキンの下味として。
  • インスタントラーメンを華やかに味変え。
  • 鍋に入れて「カレー鍋」に。
  • 味噌汁やスープなどに。
  • ヨーグルトに。
  • おせんべい、レーズンクッキー、
    チョコレートなどのお菓子に。

【おまけ】糸井重里による
「おいしいカレーづくりのヒント」

  • ベースとなるカレーは、ルウの箱に書いてある
    「作り方」通りにつくるのがおすすめです。
  • 最初にタマネギのみじん切りを
    弱火でキツネ色になるまで炒めて、
    おいしさのベースをつくるとよいでしょう。
  • ニンニクとショウガをすりおろして入れるとおいしいです。
  • 隠し味として、しょうゆ、
    ウスターソース(とんかつソースでも)、
    微量の砂糖(これは本当です)などをお好みで加えると
    「わが家」のおいしさが加減できます。
  • 時間がたつとスパイスの香りは落ちてしまうので、
    翌日のカレーには「カレーの恩返し」を
    すこし足すとよいでしょう。
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