「ふわっふわのくびまきがほしいな」 「かるいのに、ボリュームたっぷりなくびまきを!」 そんなきもちで開発した、あたらしい織り方のくびまきです。 |
まず、糸がちがいます。 おなじ「中羊糸」なのですけれど、 2本を縒(よ)り合わせた双糸ではなく、 1本だけの単糸を使いました。 ▲単糸「椿色のブロックチェック」 ▲双糸「オーヴ(紺)」 やわらかな細い単糸をきれいな織り物にすることは、 じつは技術的にむずかしいのですけれど、 これもこの「中羊糸」だからできた、 といえるかもしれません。 低温で時間をかけた糸染めによって、 ウールのもつ弾力やしなやかさを保っていること。 コットンを乾かすための高温ではなく、 ウールのための低温で、じっくりと乾燥させたこと。 そんなくふうで、「中羊糸」の糸いっぽんいっぽんに、 うまれた弾力があったからこそ、 こんなふうに、織り上げることができたんです。 ふんわり、やわらかく、しかも透け感が出たことで、 |
デザインは3パターン。 「オーロラブルーのチェック」 「椿色のブロックチェック」「ノクターン」。 つけたときにうつくしく見えるように、 濃いめの色合いでしあげました。 |
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2012-12-05-WED |