uneune

リブカーディガン「uneune」の
編みものキットです。
フランスのクリニャンクール蚤の市でみつけた
ヴィンテージの手編みのリブカーディガンをヒントに、
三國さんがデザインされました。

全体的に身体に沿うシルエットになるように、
ほとんどゴム編みだけで首元まで編んでいきます。
目数のボリュームはありますが、
同じ調子で編んでいけるので
編むのがたのしい一着です。
ヨーク位置が下にあるデザインのため、
肩が落ちてみえる、現代的なシルエットになりました。

糸は、京都の糸の専門店「AVRIL」さんと共同開発した
オリジナルの「アラン糸」を使用しています。
毛足が長く光沢のある英国羊毛ブルーフェイスと、
同じく英国羊毛で、こしのあるチェビオット、
さらにスペインウールとニュージーランドウールを
ブレンドしました。この４種類のブレンドによって、
ふくらみを持たせつつ、
模様が引き立つ糸に仕上がっています。

色は全4色。
冬のお洋服に合わせやすい生成りとフォレストグリーン。
多色づかいをたのしめるマルチカラーは、
ブラックベースのアースカラーの濃淡「冬野原」と、
ネイビーベースの青の濃淡で揃えた「海」から
お好きな色を選んでいただけます。
「広がりのあるニットなので、
豊かな景色をイメージできる名前にしました」と三國さん。
雪景色、森、冬の野原、海、
壮大なシチュエーションが集まりました。

ニットに合うボタンは、
東神田のボタンのお店CO-さんのものです（別売り）。
生成りには古着のカーディガンのボタンを参考につくった、
Miknits特注の乳白色のボタンを使用。
もともと「honeybee柄のカーディガン」のために
つくったボタンですが、
ツヤのある光沢がさまざまなニットに合います。
冬野原、海には
「コロゾナットのヴィンテージボタン」を
使用しています。
自然素材「タグア椰子」からつくられていて、
後染めによって色にわずかな濃淡がある
個性のあるボタンです。
こちらも合わせてどうぞ。

表目と裏目をひとつずつ繰り返して編んでいくので、
フランス語の1を意味する女性形「une（ユヌ）」から
「uneune（ウネウネ）」と名付けられました。
ゴム編みなので動きやすく着心地もいいニットは、
中に重ね着してアウターとして着るのもおすすめ。
休日に、お仕事に、大活躍の予感です。

モデル着用クレジット