ナーシシルクショール
風をまとうような、透明感と、かろやかさ。
たっぷりとしたシルクのショールです。
2種類の絹を、経(たて)糸と緯(よこ)糸
に使って織り上げました。
異なる風合いのふたつの糸のどちらもが生きる、
粗めの織りに独特なニュアンスがあります。
特徴があるのは緯糸の、ナーシ糸という絹です。
インドでつくられる、光沢のあるタッサーシルクには、
繭から出ている枝のような部分があります。
これが「ナーシ」。
一般にはあまりつかわれることのないナーシ糸は、
ちょっとワイルドで、ウールのような風合いがあります。
そして経糸は、中国の、精錬しないナチュラルな絹。
はじめは硬さのある経糸は、使うほどにふんわりと。
履き込んだジーンズのように、育っていきます。
経糸の製糸は中国で、緯糸は滋賀県で紡績され、
絹織物の産地として知られる群馬県桐生で織られました。
小柄な人ならからだがかくれてしまいそうな、
かなりの幅ですが、きゅっとしぼればコンパクトに。
ふんわりとまとって透け感を楽しんだり、
首からかけるだけでもちがった雰囲気になります。
ぐるぐる巻けばボリューム感が出て、
繊維のあいだにできる空気の層に守られますから、
真冬でもとてもあたたかく、快適です。
色は、生成りと濃紺。
生成りは染色をしていない、まさにナチュラルな色。
濃紺は、深みのある落ち着いた色合いです。
素材とサイズについて
- 素材:
- 絹100%
- 重さ:
- 160g
- サイズ:
-
生成 濃紺 幅157×長さ200cm 幅157×長さ195cm
※±3%程度の個体差があります
※フサを含んでいます
知っておいてほしいこと
●
色や質感などが、実物と違う印象にならないよう、
十分注意しておりますが、
パソコンやスマートフォンの環境によって、
若干、色が違って見えるため、
印象が違う場合があります。
●
濃紺は染色しているため、
染色していない生成りと
ほんの少しですが風合いが異なります。
長さが若干短くなっています。
また、濃紺のほうが
少し小さめなサイズに仕上がっています。
●
ショールの端はあえて始末していません。
自然に出てきた糸は手で取り除いてください。
●
下図のような経糸の目寄れがありますが、
風合い重視で粗く織っている上の生地の
表情として捉えていただければと思います。
●
お手入れは、ドライクリーニングか、手洗いで。
ご家庭で洗うときは、30℃以下の水で、
中性洗剤を使って押し洗いをしてください。
バスタオルなどで水分を取って陰干しして、
乾いたらスチームアイロンで整えます。
●
漂白剤は色落ちの原因になりますので、
ご使用にならないでください。
●
濃い色のアイテムを、水に長時間浸したり、
汗や雨などで湿ったままの状態で放置したり、
摩擦などによる刺激を加えると、
他の衣類に色移りする場合があります。
モデル着用アイテム
- ATSUSHIさん(180cm)
- ロングTシャツ¥4,900
アップサイクル/メイデン・カンパニー
03-5410-9777