2016
ごはんや料理との相性が抜群の、
ことしの海大臣。
海苔が大好きなフードスタイリストの
飯島奈美さんが、6つのレシピを紹介します。
海苔生野菜巻き
「まぜるだけ」のかんたんなレシピです。
漬物やしらすの塩分があるので、
塩やしょうゆを足しません。
ポイントは、材料をうんと細かく刻むこと。
口ざわりよく仕上がりますよ。
キャベツ、みょうが、しそ、たくあん、
山ごぼうをせん切りにします。
キャベツをボウルに入れ、太白ごま油を加えて和え、
みょうが、しそ、たくあん、しらす、白ごまを加えて
さっと混ぜます。
海苔を好みの大きさに切って、野菜を巻いて食べます。
トマト海苔にゅうめん
トマトと海苔、ふたつのうま味が意外なおいしさです。
卵をふっくらと仕上げるポイントは、
ちゃんと沸騰した状態で鍋に卵を入れること。
そしてそうめんがひと煮立ちしたら火を止めて、
余熱で卵に火を通すくらいの感覚で。
A
B
そうめんを固めに茹で、水でしめておきます。
鍋に【A】を全て入れ、火にかけます。
沸いたら【B】の材料で水溶き片栗粉をつくり、
鍋に入れてとろみをつけ、溶き卵を回し入れます。
そうめんを加えてひと煮たちさせます。
器に盛り、ちぎった海苔を加えてできあがりです。
まぜ海苔めし
「あとをひく!」「きりがないです」と
撮影での試食で大好評だったごはん。
お酒を飲んだあとなどにも、よさそうです。
長ねぎ、紅生姜をみじん切りにします。
熱したフライパンにサラダ油をひき、
長ねぎを入れさっと炒め、
すぐにしょうゆとおかかを入れ火を止めます。
ボウルにごはんを入れ、
2と紅生姜を混ぜて器に盛り、
ちぎった海苔を散らします。
うめ酢おにぎり
「じゃこうめ酢」を混ぜて、
手水のかわりにうめ酢をつけてにぎります。
おべんとうにも、いいですよね。
米を洗い水に20分つけ、ザルに上げる。
炊飯器に米と水を入れ、炊飯し、
炊けたらほぐしておきます。
そのあいだに「じゃこうめ酢」をつくります。
ちりめんじゃこをザルに入れ、熱湯をまわしかけます。
鍋にちりめんじゃこを入れ、酒、うめ酢、梅干しを加え、
弱火にかけ、まぜます。
水分がとんだら火を止めて、
白いりごまを加えてまぜます。
じゃこうめ酢をご飯に混ぜて、
手にうめ酢をつけてにぎります。
少し強めに1~2回、あとは形を整えるように
軽くにぎります。
じゃがいもとササミ炒め
じゃがいもを水にさらすことで、
炒めたときにシャキッとしあがります。
じゃがいもとささみ、切った太さをそろえると
目にもきれいな仕上がりですよ。
じゃがいもの皮をむき、せん切りにし、
水にさらしてザルに上げ、水分を切っておきます。
ささみを薄切りにしてから細切りにして
粗塩をまぶします。
フライパンにオリーブオイル大さじ1/2を入れて、
ささみをさっと炒め、取り出しておきます。
3のフライパンにオリーブオイル大さじ1/2を足し、
にんにくを入れ弱火にかけ、香りが立ってきたら
1のじゃがいもを入れて、中火で4~5分炒めたのち、
ささみを戻し、さらに炒めます。
塩こしょう(分量外)で味をととのえ、
ちぎった海苔と器に盛ります。
海苔アボカドパクチー
アボカド、パクチー、海苔、そしてトーストしたパン。
意外な組み合わせですが、これもあとをひくおいしさ!
オードブルのようにも活用できそうです。
アボカドの皮をむき、種を取り、角切りにしておきます。
パクチーを1㎝の長さに切ります。
パクチーとアボカド、塩、こしょう、
オリーブオイルを和えます。
トーストした食パンにちぎった海苔をのせ、
3をのせてできあがりです。