わたしが向かった先は、ロンドンから電車で約50分、
リゾート地として名高いブライトン(Brighton)です。
当日はあいにくの天気で、
風がつよく、すこし雨も降っていました。
おすすめのカフェに寄ってカフェラテを買い、
まずは手とおなかを温めました。
ブライトンにはオーガニック系のレストランやカフェが
たくさんあるんですよ。
わたしのお気に入りなので、
浜辺や海辺の歩道を歩きながら、
ブライトンからホーヴに向かいます。
桟橋の残骸がそのままにしてあります。
歩道に手づくり感のあるベンチやあずまやもあったりして、
このあたりは絵本の世界のような雰囲気があります。
色は白や黄色、茶色などで、
日本とまったくちがっておもしろいです。
イギリスのデザインには黄色のバリエーションが多くて、
使いかたが上手いということに、
こちらに来てから気づいたのですが、
自然界にさまざまな黄色が見られるのが、
その理由なのではないかと思っています。
バングルとヘアタイに使う石を探しているのです。
石でバングルやヘアタイをつくるわけではなく、
素材はあくまでアクリルなのですが。
機械的なイメージがあります。
だからそこに、自然から生まれたフォルムを
入れたいと思いました。
具体的には、ひろった石を3Dスキャンして、
形をつくろうと思います。
「ナチュラルな形をしている」という事実との
コントラストで、おもしろいものができると思うのです。
実際にジュエリーになった時のサイズ感を確認します。
実寸で見つけるのは困難だと思い、
拡大するのを前提に平たい石を探します。
帰宅してからえらぶことにしました。
インスピレーションにしたがって石をひろったあと、
どれがいいのかじっくり頭をめぐらせるのも、
また愉しいものです。
たのしみにしていてくださいね。