ましかくな底から台形にひろがる、シンプルなかたち。
タンピコの定番中の定番といえる、
「パニエ」というスタイルです。
ニコルさんが「シーズンレスで、
どこでも、どんなふうにも使えますよ」
と話すのが、この「パニエ」。
白いコットンに、黒い皮の持ち手が
きりりとシックな雰囲気です。
サイズはふたつ、小と中ですが、
ちいさいほうでも、底のひろさはたっぷり。
お弁当箱を入れても不安定にならず、
手帳やノートもすんなりおさまる、
通勤やお出かけにちょうどよい収納力です。
マチをまっすぐに立てると、
サイコロのようなキューブになる、
潔いほどのシンプルなかたち。
室内で小物入れとして使っても、
とても役に立ち、しかもおしゃれです。
基本が「うんとシンプル」なタンピコですが、
「ほぼ日」のためにお願いしてつけてもらったのが
内側のポケット。
素材は、フランス産のコットンキャンバス地を、
2枚張り合わせて、厚みと丈夫さを出したもの。
帆布のように、太い糸で織った1枚の布ではなく、
細めの糸で織られた布をあえて2枚使う、
その手間ゆえに、丈夫かつやわらかな品がある、
タンピコならではの雰囲気が生きています。