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LIFEのBOOK ほぼ日手帳 2017

LOFT手帳部門12年連続NO.1

ほぼ日手帳 2017

出発進行!ほぼ日の路線図 2018

春ですね。

この4月から新しい手帳を使いはじめた方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

そんな中、毎年恒例のちょっと気の早いお知らせ。

ほぼ日の路線図2018」の
ご近所の目チェック」のお願いです。

「ほぼ日の路線図」は、
全国主要都市のJR、私鉄、地下鉄の路線を完全網羅。

さらに毎年、
日々その路線を利用している方だからこそわかる
変化や間違いをご指摘いただく
ご近所の目チェック」を募集しています。

みなさんのあたたかいご協力によって、
スマホ検索全盛のこの時代にあっても
つねにあたらしく、そして使いやすい路線図を
出しつづけていられるのです!

ことし、路線図チームは
の3名で
担当することになりました。

おりしも時は4月。

東京を走る唯一の路面電車・都電荒川線に
ちょうど期間限定で
「都電さくら号」というのが走っているらしい。

それではいってみましょう。

さくら路線図チーム加入記、
さくらと一緒に桜とさくら電車を探す旅!

4月初旬、ある晴れた日の朝。
さくら、いわくろとともに
さくら電車を探す旅に出発します。

(いわくろは撮影係のため、写っていません)

出発は
浅草から2kmほどの場所にある
都電三ノ輪橋駅から。


駅に向かう途中、さっそく寄り道。

金太郎飴本店。


こんなところでほぼ日にゆかりの深い
レ・ロマネスクさんのサインが。
なんだか幸先いいです。

レ・ロマネスクさんもさくらも、ピンクですしね。


なぜか全員で金太郎飴を買い、駅に向かいます。

あ、背景に「さくら餅」!

三ノ輪橋駅につきました。蔦のからまる駅標。

1日乗車券(400円)を購入し、
やってきた電車に乗ります。

オーソドックスな車両です。


電車のなかで路線図を確認して、
京成電鉄に乗り換えできる最初の停留所、
町屋駅前で降りてみます。

京成電鉄町屋駅がすぐ目の前!

「さくら号、きた!」というさくらの声で
反対側に停まる電車を激写。

残念ながらさくら号ではなく、
信用金庫のラッピング車両でした。

このあとも一般的な車両に乗って、
荒川車庫に到着。

お、クラシックな雰囲気の車両が
車庫にありますね。

奥には3両連結しているものも。

車庫のすぐ近くにある案内所へ。

ここにはグッズなどもたくさん売っています。

窓口の白井さんに
都電のキャラクター「とあらん」のシールと、
新型車両のクリアファイルをいただきました。


「都電荒川線8900形電車型メジャー」(700円)を購入。

白井さん「メジャーだけにメジャーなお土産です」

白井さん、ありがとうございました!

次に乗車したのは都電落語会ラッピング車両。

おなじみのフレーズも。

さくら号には、なかなか遭遇できません。

ひと駅ぶんだけ戻って、荒川遊園にやってきました。

せっかくなので観覧車に乗ってみます。

あ、スカイツリー!

さて、荒川線をもう少し進んでみましょうか。

さっき見かけたクラシックな車両がやってきました。

丸窓がかわいい。

木目調のドアや金の手すり、明朝体の案内と、
内装も凝っています。

お昼ごはんの時間です。

王子駅前でお寿司を買って、
飛鳥山公園にやってきました。

8分咲きというところでしょうか。

平日ですが、お花見の人でたくさん。

お、飛鳥山公園のなかにも都電が。

飛鳥山停留所に向かう信号の手前、
歩道橋に並んでいるのは
桜をバックにした都電の写真を狙う鉄道ファンの方々のようです。

皆さんにもご近所の目チェックに協力していただきたい!

またもオーソドックスな車両に乗り、
庚申塚で降車。

ここは停留場に甘味処が併設されているんです。

巣鴨地蔵通商店街を歩いてみます。

毎月4のつく日(4、14、24日)には
市が立つ地蔵通。

この日はちょうど市が立っていて、
大にぎわいです。

そんななか、さくらが突然
「私ここであんぱん買う」と毅然と言い放ち、購入。

ちいさいパンを3人でわけて食べました。

焼きたてでとてもおいしかったです。

巣鴨駅までやってきました。

ここから都電の庚申塚停留場まで引き返すには遠い。

そこで都電との乗り換え駅である大塚まで
一駅、JR山手線に乗ることに。

路線図、役に立ちました!

大塚駅のホームから都電が見えるんですよね。

ここから再び都電に戻ります。

また違う色の車両で、なかも普通。

さくら号、ほんとうにあるんだろうか。

天気のいいなか、
あらかわ遊園や飛鳥山、
そして巣鴨の市へ向かう人たちで
都電はこれまでずっと大混雑でした。

大塚から早稲田方面への電車で初めて
座ることができました。

きょう最後の降車ボタンを押して。

(終点なので押す必要はなかったのですが)

わ、窓の外の桜、満開!

終点の早稲田に到着。

ここまで乗った車輌は7つ。

すれ違ったもの、見かけたものを含めると
10ははるかに越えますが、
残念ながらさくら号には出会えませんでした。

でも、とてもいい小旅行になりました。

都電は片道1時間ていど。

1日乗車券をつかえば、
途中で自由に乗り降りできて、
のんびりとすごせますよ。

さて。

取材を終えて、
早稲田から会社に戻るために、
ふたたび荒川線に乗ることにしました。

あ! これ!

都電さくら号、最後に出会えました!

さいごに、
今回の主役であるさくらに
都電荒川線の旅を振り返ってもらいました。

私事ですが、2歳になる息子は、
教えてもないのに鉄道が好き(特に銀座線)、
そして夫も転職し鉄道の仕事をするようになり、
テツの気配充満する我が家。

反発するよりもいっそ染まってみようと、
路線図チームに加入しました。

予備校に通っていた頃(20年近く前)、
JR大塚駅ホームから
夕暮れの街をすすむ都電荒川線を見ただけで
乗ったことはなかったのですが
(しかも今はもうJR大塚駅ホームからは見えなくなってた)、
小さな電車の旅は思った以上に充実していました。

都電荒川線は今流行りの豪華な観光列車とは真逆の、
ちいさな、毎日の電車です。

途中のいくつかの駅で降りて、近くを散策しましたが、
その町の生活の気配を感じるのは楽しいですね。

世田谷線ものんびりしてていいなと思っていましたが、
併用軌道の都電荒川線は町の人のために
一生懸命仕事をしている、
そんな親近感がありました。


目的の「さくら号」は、
手づくりの飾り付けがしてありました。

すごく上手!というものではないけれど、
都電荒川線と同じ、職員の方の気持ちが伝わる、
親しみのわく優しい飾り付けでした。

(お読みいただき、ありがとうございました。
 「ご近所の目チェック」、ご協力おねがいします!)

下に並んでいるボタンをクリックすると
各路線図を見ることができます。

お住まいの地域、おなじみの地域をご確認いただき、
この駅の名前がまちがっています」

この駅は乗り換えが可能です」

など、お気付きのことがありましたら
メールでお知らせください。

<乗り換え駅について>

乗り換え駅は下図のように、
ダンベルマーク(と呼んでいます)でつないでいます。

ダンベルマークにするか否かは、
下記のルールを基準としています。

  • 1:駅の構内および周辺に当該駅への案内が出ている。

  • 2:駅改札から駅改札への移動時間は3分以内。

    (駅名が同じ場合はひとつの駅として表現)

しめきりは、4月20日(木)午前11:00まで
とさせていただきます。

みなさまのご指摘、こころよりお待ちしております!

路線図チーム一同

「ご近所の目チェック」の募集は終了しました。
たくさんのご意見ありがとうございました。

※ご指摘のなかには、
レイアウトの都合上、反映が難しいものもございます。

あらかじめご了承ください。