「Stuffed Shell」を実際に使ってみると？

「Stuffed Shell」をいっしょに作った
「Snow Peak」の小杉さん、山下さんに
ひと足早く、実際に使ってみてもらいました。
小杉さんは「キャンプ編」、山下さんは「仕事編」。
それぞれ、入れているものや使用感をお聞きしました。

●キャンプ編
（取締役 企画本部長小杉さん）

小杉：

キャンプイベントの仕事があったり、
プライベートでも週末は登山に行ったりと、
ぼくの場合、日常がアウトドアなんです。
「Stuffed Shell」には、
何かとこまごましたアウトドアのツールのなかでも
「これだけ持っていればひとまずOK」という
いちばん必要なものだけを、厳選して入れています。

＜左インナー＞
・スクー（スプーンとしてもフォークとしても使えるチタン製カトラリー）　
・クワガタ（ガス抜きツール）　・歯ブラシ　
・ルーペ付き方位磁針　・細引（補修用ひも）　
・ボールペン　・カラビナ　・ホイッスル　
・エマージェンシーブランケット（風よけや保温に使うアルミシート）

＜中央見開き＞
・お守り　・カード類

＜右インナー＞
・ライター　・アウトドア用ナイフ　・ミニ工具　
・ファイヤースターター（火付け石）　・安全ピン　
・ばんそうこう　・虫よけ　・薬類　

小杉：

今回の手帳の企画の際は、
いろいろなツールが中に入っていても、
手帳に文字を書きやすいようにと調整しました。
また実際に使ってみてよかったのは、
一度、仕事中に大雨に降られたときでも
中身のダメージがなかったことです。
手帳って、そもそも濡らしたくないものなので
変わりやすい山の天気からも守れるのは安心ですね。

●仕事編
（企画本部 開発課 山下さん）

山下：

オフィスで使っている文房具や名刺などを
収納して使っています。
「Snow Peak」は新潟県の燕三条にあり、
金属加工業者さんに出入りしながら、
実際に製品を見ながら企画を進めていくことが多いので、
ふだんから持ち歩いて使っている計測器なども
いっしょに入れてみました。

＜左インナー＞
・製図ペン（ロットリング ラピドグラフ）　
・黒ペン（コピック マルチライナー0.03mm）　
・黒ペン（コピック マルチライナー0.1mm）　
・シャープペンシル（ステッドラー マルステクニコ2mm）　
・消しゴム　・ドライバー　 ・替芯（HB0.5mm）　
・替芯（ステッドラー マルスカーボン2mm）　
・定規　・分度器　・テンプレート　・水平器

＜中央見開き＞
・カード類　・シャープペン（ロットリング600 0.5mm）

＜右インナー＞
・ノギス（測定器）　・カッター　・ルーペ　・巻き尺

山下：

実際に使ってみて感じたのが、
ふだん使うものを、ひととおり入れられて
カバーを閉じたときには
手になじむ大きさにちゃんとおさまる
サイズ感、ボリューム感がいいなということです。
あと、しおりがゴムバンドだから、
いつも使っているページを
ワンアクションで開けるのがラクです。