どの日も、どの日も、大切な日。 ほぼ日手帳 2012
 
よこく
今年はこんな感じではじめてみようと思いました。 手帳チームのみんなで紹介する、ほぼ日手帳 2012。 8月28日(日)まで全7回でお届けします。
Vol.4
hobo nikkan itoi shinbun
お届けする私たちも、うれしいです。  〈ミナ ペルホネン〉meetsとsonataの魅力に迫ります。
作品名、〈VOLUME(ボリューメ)〉。  世界にたったひとつの特別な革カバーです。  抽選販売開始は、9月1日から。
ほぼ日×PORTER  あのBLACK CASEに新色2色が登場。  これひとつでお出かけだってできます。

お届けする私たちも、うれしいです。 〈ミナ ペルホネン〉のカバー、 meetsとsonataの魅力に迫ります。

さくらです。

ほぼ日手帳 2011で登場した、
〈ミナ ペルホネン〉皆川 明さんデザインの
リバティ生地を使用したファブリックカバー。
覚えている方も多いかと思います。
sleeping roseとmemories of rainの2つのカバー。
とってもかわいくて、すごく人気があったんですよ。

2012も、皆川さんといっしょに
新しいカバーをつくることができて、
ほんとにお届けする私たちもとってもうれしいです。

皆川 明さんと、2012年度版の手帳カバーの
ミーティングを重ねて
一番最初に決まったのが、このsonataです。
〈ミナ ペルホネン〉の
過去のアーカイブの中からチョイスしました。

じつは、このカバーにはこんな話があります。

最初の打ち合わせのとき、皆川さんが、
sonataのワンピースをテーブルに広げて、
「この柄の手帳があったらかわいいですねぇ」
とおしゃったんです。

それを聞いた瞬間、
頭の中にすてきな手帳カバーが現れて、
ほんとにほんとにほしいなあ、って思ったんです。
その日から、ずいぶん試行錯誤を重ねて、
今やっと、みなさんにお届けすることができます。

深みのある「ブルー」は、
いままでの手帳カバーにはない色ではないでしょうか。

そして、もうひとつのsonata。
皆川さんがほぼ日手帳のためにと考えてくれた、
ファブリックのsonataでは初めての配色
「ライトブルー」です。

手の中にぱあっとお花が咲いたみたいに、
気分もうきうきすること、まちがいなしです。
どんな人が持ってくれるのか、
どんな風につかってくれるのか、楽しみにしています。

そして、もうひとつご紹介するのが、meetsです。

皆川さんは、ある日のミーティングで
こう言いました。

「ほぼ日手帳のために
 新しくデザインをしようと思っています。
 こんなかんじの‥‥。」

そして、小さな紙に描いてくれたのが、
一輪の花と小さな蝶々でした。


洗いざらしのリネンに、
もこもこっとしたチャコールグレーの花と、
小さな黄色い蝶々の刺繍。
「相楽(さがら)刺繍」で表現された、
ふたつの模様は、触るとふんわり柔らかです。
ずっと大切に使いたくなる、そんな手帳になりました。

発表会ラインナップをご覧になった方は、
もうご存知だと思いますが、
じつは〈ミナ ペルホネン〉のファブリックカバーは、
もうひとつあります。
smileという名前です。

こちらは、8月27日(土)にご紹介します。
たのしみにしていてくださいね。

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作品名、〈VOLUME(ボリューメ)〉。 世界にたったひとつの特別な革カバーです。 抽選販売開始は、9月1日から。

あややです。

イタリア、ヴィジェーヴァノの革工房
「HENRY CUIR」(アンリークイール)の代表でもある、
革職人のアンリ・ベグランさんとの
コラボレーションの革カバー〈VOLUME(ボリューメ)〉を
ご紹介します。

アンリさんはじめ、工房の職人さんたちが、
ひと針ひと針手縫いしている、
ハンドメイドの特別な革カバーです。
3年目を迎えました。

2012年版では、新色2色がくわわって、
全6色のラインナップです。

アンリ・NATULARE(ナチュラーレ)
2012年版の新色です。
日本では「ヌメ革」と呼ばれるこの色は、
アンリさんいわく、
「手で触れば触るほど、いい色になっていきます。
 手の脂はその人によって違うので、
 色の変わりかたも同じではありません。
 これは、使うみなさんが作り上げていく色なんです」
とのこと。
使えば使うほど、革が光り、艶が出てきて、
まったく別の表情に変化していきます。
アンリさんが、
「ナチュラーレは、マジック!」
とおっしゃるほどです。

この上の写真は何だと思いますか。
このバッグは、じつはアンリさんのお母さんのために
ナチュラーレと同じ革で作ったバッグです。
36年もの長い時間を経て、
色も深い深い飴色に変わっています。

革職人であるアンリさんは、
このナチュラーレの革とともにはじまったのです。

アンリ・CAFFE(カフェ)
このCAFFEも、2012年版の新色です。
深い茶色、ありそうでなかった色です。
イメージはイタリアのコーヒーの色。
アンリさんによると、
エスプレッソよりもさらに濃い、
いちばん濃いコーヒー
「リストレット」の色なんだそうですよ。
リストレットのように、とっても濃くて、
ギュッと凝縮された深みのある茶色です。
アンリ・BORDEAUX(ボルドー)

女性を中心に、毎年、
もっとも人気が高いのがこのボルドーです。
深いワインレッドに、
ワンポイントの「花」の刺繍が
かわいらしいんですよね。

自然が大好きなアンリさんにとって、
「花」は自然のシンボルです。

「自然を大切にしたい。」

刺繍にも、アンリさんの
そんな思いが込められています。

アンリ・CHIARO(キャラメル)

キャラメルも、ボルドーに次ぐ人気色です。
革の世界では、
よく「飴色」という言葉が使われますが、
その飴色のイメージに
一番近いのが、キャラメルかもしれません。
この色も、使えば使うほど、
さらに味のある色に変わっていきます。
キャラメルは、ステッチの色も注目です。
オレンジ色のステッチと
バタフライ・ストッパーのグリーンのステッチの、
イタリアンカラーの組み合わせが
おしゃれです。

アンリ・MORO(チョコ)

ビターでもなく、スイートでもなく、
定番のチョコレートに
もっとも近い色合いです。
チョコレート色のカバーのステッチに、
アンリさんがえらんだ色は
明るいイエローとネイビー。
革の色とステッチの色の
絶妙な組み合わせも、
アンリさんのカバーの大きな魅力です。

アンリ・NERO(ブラック)

革といえば、やっぱり黒革という方は、
こんな遊び心のある黒革はいかがですか。
アンリさんがえらぶ黒革は、
色の変化こそありませんが、
使っていくうちに、
独特の艶や光沢感が出てくるんですよ。

実は、ほぼ日乗組員の男性の間でも、
密かに人気が高いのが、
このアンリ・NEROなんです。

刺繍のモチーフは、自転車。
アンリさんは、若い頃、どこに行くにも、
いつも自転車に乗っていたんだそうです。
「自転車はとても便利で、からだにもいいし。
 あと、ちょっとロマンチックなところもあるでしょう?」
そうおっしゃるアンリさんにとって、
過去、歴史、郷愁、自分の思い出もふくめて、
自転車は、大事なモチーフのひとつです。

〈VOLUME(ボリューメ)〉といえば、
しおりについているアンティークのトンボ玉です。
とても古い練りガラスのトンボ玉です
かわいいでしょう。
ヴェネツィアやインド、アフリカでつくられた
アンティークをつかっています。
ひとつひとつ、みんな違うんですよ。

アンリさんのものづくりにとって、
大切なもののひとつとして素材えらびがあります。
このトンボ玉もそうですし、もちろん革もそうです。
アンリさん曰く、
「上質な革は、革に穴をあけるときや、縫うときの、
 針の入り方がぜんぜん違う。
 結果、仕上がりが、よりきれいになる。」
とのことです。

またアンリさんの革は、
いい歳のとり方をします。
歳をとっても、どんどんきれいになっていくんです。
色も若干変わっていきますが、
長く使うほど、この革の良さを味わえます。

〈VOLUME(ボリューメ)〉は、数量限定販売です。
定員を超えた場合は抽選販売となります。

毎年、本当に欲しいと
思ってくださる人たちがたくさんいらして、
昨年も、全色、抽選販売になりました。

販売期間  2011年9月1日(木)午前11時から
     9月15日(木)午前11時まで受付。
販売方法  数量限定販売(各色100枚〜300枚)。
     ★販売数に達しない場合は、そのままご購入いただ けます。
     ★販売数を越えた場合は、「抽選」とさせていただきます。
     ※当選された方には、9月16日(金)までに連絡をさしあげます。
出荷時期  11月下旬に出荷予定。

今年は、アンリさんが
製作期間を少し長くとってくださり、
昨年よりも、やや多くご用意することができました。
まだまだ欲しい人たちすべてには、
お届けできていないので、
今年は、できるかぎり多くのみなさまに、
お届けできるといいなと思っています。
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ほぼ日×PORTER あのBLACK CASEに新色2色が登場。 これひとつでお出かけだってできます。

ハリウです。

2011年版で好評を博した
吉田カバン<PORTER>とほぼ日手帳が
いっしょに組んで作ったポーチみたいなカバー、
BLACK CASEに新色が2色登場しました。

加わったのは、
男女ともに持ちやすいグレーとベージュの
新たな2色です。

BLACK CASE(グレー)
BLACK CASE(ベージュ)

もちろん、大人気の初代BLACK CASEも
BLACK CASE(ブラック)として再登場します。

3色とも表面の素材は、インビスタ社のナイロン生地
「コーデュラ(R)」を採用しています。

数あるコーデュラ(R)の中でも
とにかく丈夫で、アウトドアジャケットや
ワークウェアなどにも使われている
型番610Pを選びました。
表面は防水加工のテフロン(R)が施されていますので
雨の日の持ち歩きも安心です。
※コーデュラ(R)はインビスタ社の、テフロン(R)はデュポン社の登録商標です。

もちろんファスナーつきのペンケース、
多数のポケットと内側の収納力は3色ともいっしょ。
手帳以外にTOOLS&TOYSや筆記用具などを
たくさん入れられます。
ちょっとしたお出かけならこれだけでOKですよ。

収納力抜群ですが、書きやすさも想像以上。
毎日使うカバーとしても、実用性は十二分にあります。
メインで使うもよし。
お出かけ用に、サブカバーにもよし。
9月1日から販売開始です。

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2011-08-25-THU

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