ほぼ日のコンテンツ「
ちいさなレシピを1ダース」や
著書『
みんなのおやつ』でおなじみの、
料理家・なかしましほさんに
余市の中野さんとつくったトマトジュース
「おらがトマト」を試飲していただきました。
なかしまさんのお店「foodmood」の
キッチンにて、その日いらっしゃった
スタッフのみなさんにも
いっしょに飲んでいただきました。
なかしましほ
1972年、新潟県生まれ。
レコード会社、出版社勤務を経て、ベトナム料理店、
オーガニックレストランでの経験を重ねたのち、料理家に。
2006年「foodmood」の名で、
からだにやさしい素材を使って作る
お菓子の工房をスタート。
各種イベント、ワークショップなどで活躍中。
実姉は、編みもの作家の
三國万里子さん。
「フードムード」のウェブサイトは
こちら。
- ーー
-
(トマトジュースを注いで)
どうぞ、お召し上がりください。
- なかしま
-
見た目がすごく濃いですね。
トマト以外のものも
何か入っているんですか?
- ーー
-
これは、トマト100%で、
添加物や食塩は
一切入ってないんですよ。
- なかしま
-
‥‥!!
なにこれ、
すっごくあまいですね。
- なかしま
-
私、こういう塩が入っていない
トマトジュースが好きなんですけど、
でも想像していたものと違いますね。
(ゆっくりと、もう一口飲んで)
あまいだけじゃなくて、
昔ながらのトマトの、
さわやかな青い味が感じられるというか‥‥。
- スタッフの
みなさん
- あっ、すごい‥‥濃いスープみたい?
- ーー
-
最初はあまいんだけど、
後からちょっと風味が変わりますよね。
- なかしま
-
はい、いろんな味がします。
ぐびぐび飲めちゃう。
- なかしま
-
これはきっと、
加熱料理につかったらもったいないんで、
もしお料理につかうなら
ガスパチョ(冷製スープ)とか、
冷たいパスタとかでしょうね。
あとは、ちょっとだけ寒天をいれて
ゼリーみたいに固めてみたり‥‥。
- なかしま
-
でもやっぱり一番は
そのまま飲んだほうがよさそう。
トマトの風味がすごいから。
- ーー
-
今年の夏はすごく天候がよくて
雨がほとんど降らなかったので、
いいトマトができたそうです。
- ーー
-
そうなんです。
「永田農法」といって、
水分を極限まで控えてトマトを育てているので、
雨量と日照時間に味がすごく
左右されるんだそうです。
よかったら、おかわりをどうぞ。
- なかしま
-
(味わうようにゆっくりと飲んで)
うーん、やっぱり、
最初の口当たりと、後からの味がちがう。
- ーー
-
賞味期限が2年あるので、
未開封の状態で
1年くらい置いておくと、
すごくまろやかになるそうです。
ワインみたいな感じで。
- スタッフの
みなさん
-
ワイン‥‥
たしか、余市ってワインも有名ですよね。
- ーー
-
あっ、そうです。
このジュースをつくっている中野さんも、
昔はワイン用のぶどうを
つくっていたそうです。
- スタッフの
みなさん
-
あぁ、だからトマトにも適した土地なんですね。
ぶどうも、水分が少ない土地で
実が小粒であれば小粒であるほど
味が濃いものができるっていいますよね。
- なかしま
-
たしかに、そうかも。
うちの地元(新潟県)のワインも
わりと荒れた土地でつくられているし。
きっと、生のトマトも
すごくおいしいんでしょうね。
- ーー
-
現地で、ジュースにする前の
トマトをいただいたんですけど、
すごく実がつまっていて、あまかったです。
- なかしま
-
いいなぁ~。
でも、ほんとうに、
もしこのジュースを誰かにいただいたら、
おいしいワインをいただくような
うれしさがありますね。
贈答用にもむいてそうですし、
お見舞いにもよさそう。
- スタッフの
みなさん
- これもらったら、元気になりますね。
- なかしま
-
なんかもう、一気に飲めちゃう。
ごちそうさまです。
- スタッフの
みなさん
-
おいしかったです。
ごちそうさまでした!
(なかしまさん、みなさん、ありがとうございました!)
2014-12-04-THU