Yasashii Towel 2013 summer やさしいタオル 【6/21(金)発売】
 
もっと、やさしいタオルへ。 「ボタニカル・ダイ」は、 色のうつくしさだけでなく、 やわらかさをアップさせました。

今回、本格デビューとなる
「ボタニカル・ダイ」シリーズ。
植物の花、葉、茎、樹皮、
果皮などから作った染料で染めています。
古代からある「草木染め」を、
現代の染色技術に取り入れた方法です。

ボタニカル・ダイをえらんだ理由は、ふたつあります。
まず、色のうつくしさ。
ここに使われている赤、青、白、黒という色。
それぞれ単色に見えますが、
じつは、赤ひとつとっても、
ひとの目で見える幅をこえた、
200種もの色素で構成されています。
ひとの耳の可聴範囲を越えた音が、
音楽の深みや味わいになるのと、同じで、
ボタニカル・ダイの製品からは、
独特の奥行きと深さを感じることができます。

もうひとつの理由は、やわらかさ。
もともとが「やさしい」タオルですけれど、
ボタニカル・ダイで染めることによって、
肌に触れたときやの風合いが、
さらにやわらかくなりました。
「やさしいタオル」はすべて
同じ糸、同じ織り方なのですけれど、
この染色方法で仕上げたタオルは、
きゅっとにぎるとぽんとはじけるような
ふっくらとした弾力がうまれます。
(なので、たたんだときの嵩も高く、
 ふんわりしているんですよ。)

デザインは、2系統。
まず、「ほぼ日」の定番ともいえる
「スタンダード・チェック」2色です。
これは、糸を先に染めてから、
チェック柄を織りあげました。
じつは、このデザインと配色は、
「やさしいタオル」がうまれた2003年、
デビュー・コレクションのデザインを復刻したもの。
ボタニカル・ダイシリーズの本格的な始動にあたり、
「やさしいタオル」の原点に立ちかえりました。
そして、もう1種類は、「カラーズ」3色。
こちらは、真っ白な糸で織ったタオルを
製品染めしたものです。
ワンポイントやプリントをしないのは、
たしかな品質を、肌で感じていただきたかったから。
どちらも、長くお使いいただけるタオルです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

 




ボタニカル・ダイについてくわしくは、
開発元のシオンテックさんに伺った取材コンテンツがあります。
ぜひそちらも、お読みくださいね。



2013-06-24-MON

 

まえへ
まえへ
つぎへ



ツイートする
感想をおくる
「ほぼ日」ホームへ
(C) HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN
商品写真:大江弘之