ほぼ日のハラマキ、そしてやさしいタオルでは、
共同プロジェクトとして、
２０２２年夏から秋のデザインを
コスチューム・アーティストの
ひびのこづえさんにお願いしました。
「ちょうど、使っていたハラマキが、
へたってきちゃったところだったんです」
というひびのさん、
わたしたちのお願いを快く引き受けてくださいました。
そうしてできあがったのは、
ことなる５つの絵を基本にした、
ハラマキそしてけいとのぱんつ、
レッグウォーマー、
さらにはいろんなサイズのタオル。
色も柄も、身につけたり使ったときの印象も、
「ぜんぶちがう」。
その１つ１つに、ひびのさんの、
すてきな世界があふれています。
第1弾のほぼ日ハラマキの新作につづき、
第2弾はやさしいタオルの登場です。
華やかで力づよくて、
そして繊細なひびのさんのデザインを
ふかふかのタオルにプリントしました。
まずは全ラインナップをじっくりご覧ください。
9月20日（火）11時より、販売開始です！
ひびのこづえさんプロフィール
静岡県生まれ。
東京芸術大学美術学部デザイン科卒業。
コスチューム・アーティストとして
広告、演劇、ダンス、バレエ、映画、テレビなど
その発表の場は、多岐にわたる。
NHK Ｅテレ「にほんごであそぼ」のセット衣装を担当中。
中村勘三郎主演の歌舞伎
「コクーン歌舞伎・三人吉三」
「野田版 研ぎ辰の討たれ」、
現代劇の野田秀樹作・演出の「フェイクスピア」「Q」など、
多数の舞台衣装を担当。
「ちいさな生きもの研究所」ワークショップを
渋谷LOFT６階で開催中。
「わたしが服をつくる意味」
「ひびのこづえさんとものづくりのはなしを」
［ハンド／ハンドよこなが／キッチン／フェイス／シャワー／バス］
いろんな『少女』を描いてみました。
どこの国の女の子で、どんな女の子なのかは不明です。
少女とは、人生で一度は通過する時代でもあります。
少女という時代は、可愛いだけでは語れない、
成長する中での不安や葛藤も同時に出会います。
でもいつか、少女から成長したら、
その時代を懐かしい物語として思い出すのです。
だから奥深い少女のモチーフをモノトーンにしました。
［ハンド／ハンドよこなが／シャワー］
偶然の形を組み合わせたら、
雲が何層にも重なっているように見えてきて、
空ができました。
雲の重なりをドットにおきかえて、
広々とした空の深さまでも感じられるように、
ドットの大きさもさまざまに。
そしてだんだんとオレンジ色に染まる空に、
1機の飛行機が飛んできました。
きっと素敵な景色が見えているのでしょう。
身につけると、
旅先で素敵な偶然に出会ったような気持ちになれます。
［ハンド／ハンドよこなが／フェイス／バス］
東欧の伝統的な手刺繍、イーラーショシュに惹かれて、
村人たちの生活に寄り添う
その素朴な温かみを表現したいという思いで
作りました。
イーラーショシュは、
太いラインと単色で作るステッチが特徴の刺繍です。
生きものたちが祝うお祭りがあったら
どんなものかな、と想像して作りました。
動物や植物たちは、
歌ったり踊ったりして毎日をお祝いしています。
そんな生きものたちと同じような気持ちで
生活できるように。
［ハンド］
クモは木と木の間に透明の糸を繋げて
大きな美しい模様を作ります。
その仕事ぶりは美しく、細い手足を駆使し
糸を丁寧に操りながら、空に絵を描きます。
そして雨上がりのクモの巣には水滴がつらなり、
太陽の陽を浴びて輝き、
まるでクモが作った宝石のよう。
クモはちょっと不気味でこわそうに見えますが、
実は幸せを運んでくれます。
昔、祖母は、
クモは家を守っているから殺さないようにと
話していました。
綺麗な糸で刺繍したクモが、
きっと素敵な宝石を運んでくれますよ！
［ハンド／フェイス／シャワー］
植物には根があります。
根は地面の上からは見えないけど、
よく見るととっても綺麗で、
植物にとって大切なパーツです。
横に広がったり、縦にドンドン進んだり、
太かったり、曲がっていたり。
その根から色んなものを吸収して、
色んな美しい植物が育ちます。
人間や生きものには根っこは生えていないのに、
生まれて成長し生きていきます。
きっと見えない根っこが
それぞれについていると思います。
そんな想像をめぐらせています。
茶色い土の中をのぞいたら、
とっても綺麗な根っこを発見した感動は、
土の中に青空を見た気持ち。
暖かい大地と空が包んでくれますように。
＊すべて税込、配送手数料別
