「やさしいタオル」が「やさしい」理由を 寄せられたメールといっしょにご紹介します。 |
「やさしいタオル」への感想を
たくさんいただいています。
ほんとうにありがとうございます。
今回は、寄せられたメールのご紹介とともに、
「やさしいタオル」が、なぜやさしいのか?
ガーゼ面とパイル面のそれぞれの特長など、
あらためて、ご紹介いたしますね。
「やさしいタオル」のガーゼ部分が気に入ってます。 | |||
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寝ているときにも使っています! | |||
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momo♪さん、かがさん、
「やさしいタオル」のガーゼのよさに
気がついてくださって、ありがとうございます!
「やさしいタオル」のガーゼは、
ふつうのガーゼタオルのガーゼとはちがいます。
まず、糸の太さがふつうのガーゼの1.3倍あります。
そして、ふつうのガーゼの織り目よりも細かく、
織り密度を高く、しっかりと織り上げているのでした。
ガーゼ面だけでもたっぷり水を吸収できたり、
ふつうのガーゼよりざっくりとした風合いがあることや、
手に持ったときにしっかりした感じがすることは、
このことが理由です。
古くなった「やさしいタオル」が
ふつうのタオルに比べてよれよれになりにくいのは
ガーゼ面が支えているから。
ガーゼ面がしっかりしているおかげで、
型くずれがおきにくく、
チェックの線などのデザインが崩れません。
また、ガーゼ面はパイルを下支えして、
パイルをふっくら立たせる役割もしています。
「やさしいタオル」を枕カバーなどに
お使いの方も多くいらっしゃるのですが、
夏はガーゼ面をおもてにするのがオススメです。
うらにしたふわふわのパイルが
クッションになって気持ちいいですし、
ガーゼ面はパイル面よりも生地がざっくりしている分、
ひんやり感じます。
逆に冬は、パイル面をおもてに。
ガーゼ面よりも糸の量が多くやわらかい分、
肌に密着するのであたたかく感じます。
ぜひ、おためしになってくださいね。
本当にやわらかくて気持ちいい。「やさしい」って言葉がぴったり。 | |||
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ひろろさん、「やさしいタオル」をとってもよく
活用してくださって、ありがとうございます!
「やさしいタオル」がやわらかくて気持ちいいのは、
いくつもの理由があります。
まず、パイル面に
世界のコットンの生産量の0.5%にも満たない
希少な超長繊維綿スーピマコットン100%を
使っていること。
次に、この糸に「LA加工」という
特別な加工をほどこしてること。
糸にLA加工をすると、ふっくらとしたはりと、
エレガントな光沢が出ます。
なお、タオルの糸にLA加工をほどこしているのは、
日本では「やさしいタオル」だけだそうです。
■LA加工あり | |||
断面 | 側面 | ||
▲LA加工ありの場合、乾いているときも、 糸にふっくらとしたはりがあります。 水分を吸っても乾いても形状が変わらないので、 タオルがよれません。 |
■LA加工なし | |||
断面 | 側面 | ||
▲LA加工なしの場合、乾くと繊維が縮みます。 水分を吸ってふくらむ→乾いて縮むを 繰り返すことで、 次第によれたりしわになります。 |
そして、パイルは太い糸1本でも織れるところを、
あえて細い糸を2本組み合わせて使っていること。
パイルのしなやかさと、よれない理由がこれです。
太い糸を曲げるときよりも、細い糸を曲げるときの方が、
しなやかに優雅に曲がるのは
イメージしていただきやすいかと思います。
数年前、初代「やさしいタオル」を企画したとき、
「やさしいタオル」を作ってくださっている
四国今治の花椿テリーさんは、
「そんな糸をつかうのは業界の非常識や」
とおっしゃったそうです。
「ふつうのガーゼよりも太い糸を使いながら、
ふつうのガーゼよりも目を細かく織り上げる」
「はりがあってつるつるすべるLA加工の糸を、
織り密度高く、みっちり細かく織り上げる」
それぞれ高度な技を必要とすることを、
二重織りでいっきに織り上げていけるのは、
花椿テリーさんの希少な織機と、
それをコントロールする技術と経験があって
実現できたことです。
さて、「やさしいタオル」の販売も、
いよいよ26日(木)の午前11時で終了です。
午前中はあっという間にすぎますので、
実質的な締切は、明日いっぱい
と思っていただいたほうが
買いそびれることがないので、安心かも。
迷っていらっしゃる方は、
ぜひ、今日のうちにご検討くださいね。
「やさしいタオル」の感想や、
「やさしいタオル」にまつわるエピソードを、
ぜひ、postman@1101.comまでお送りくださいね。
2007-04-25-TUE |