いただいたメールのご紹介と、 「やさしいタオル」が織りあがるまでの流れを ご紹介します。 |
「やさしいタオル2007」の販売も、
残すところあと2日間となりました。
売り切れのデザイン・サイズも出てまいりましたので、
お迷いのかたは、どうぞ、お買いのがしのないよう、
お早めにお申し込みくださいね。
さて、ご購入くださったかたや
お手元に届いてお使いになったかたから、
メールをたくさんいただいています。
いくつかご紹介させていただきますね。
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4月に引き続き、今回の追加販売でのご購入を
ありがとうございました。
おうちでお使いのタオルが、
ほぼすべて「やさしいタオル」になったとのこと。
ご家族みなさんで気に入ってくださって、
うれしいです!
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「やさしいタオル」は、
パイル面に最高級のスーピマコットンを使い、
糸のよりや太さ、織り方を工夫して
作り上げられているので、
使っていただければ、
一般のタオルとの違いを
実感していただけると思います。
これからも、新しいデザインを企画していきますので、
楽しみになさってくださいね。
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工場で使われる柔軟剤は、
家庭用のものよりも強く、
"ふかふか"さと引きかえに、
タオルの吸水性を落としてしまいます。
そのため、「やさしいタオル」には
柔軟剤を一切使っておりません。
それが使いはじめから吸水性が高い理由です。
「やさしいタオル」は最後の仕上げに、
四国山脈の伏流水を使って
ていねいに洗い上げているんですよ。
メールをお送りくださったみなさま、
ほんとうにありがとうございました!
ところで、本日は、昨日の糸づくりに引き続き、
「やさしいタオル」が糸から織り上げられていく様子を
お伝えいたしますね。
「やさしいタオル」は四国・今治にある
花椿テリーさんで作っています。
工場の機械を使って作られているとはいえ、
とても手作業の工程が多いのです。
「やさしいタオル」ができるまで | |||
1.糸を染めます。
▲日清紡さんから届いた糸を、染め工場に持っていき、糸染めします。 | ||
「やさしいタオル」には、
糸を先に染めてから織るものと、
生地を織り上げてから染めるものと2つあります。
チェックなどの模様があるものは、糸を先に染め、
ベビーのような無地のものは、後で染めています。
2.糸を織機用のボビンに巻き付けたものを、
織機にセットします。
▲織機にセットされた糸です。 | ||
織機に糸をセットするのは、自動ではできません。
このたくさんの糸を、1本、1本、
人の手でセットしていきます。
「やさしいタオル」はデザイン数とサイズ数が多いので、
毎回、このセットにたいへん時間をかけており、
今回の追加販売では、
86回もの糸のセットをしていただきました。
3.織りはじめます。
▲「マリンブルー」を織っているところです。 | ||
片面ガーゼ・片面パイルの「やさしいタオル」は、
専用の織機を使って織っていきます。
「やさしいタオル」は、
パイルの輪のひっかかりやすさをふせぐため、
「やさしいタオル2006」から、
パイルの輪を小さく、輪の数を増やして
ぎっしりみっちり、より密に
織り上げるようになりました。
よりていねいで繊細な作業ができるのは、
花椿テリーさんの経験と職人技のおかげです。
4.染め工場に運び、洗濯します。
▲「ティッキングストライプ」を洗っているところ。 大きな洗濯機で洗います。 |
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「やさしいタオル」の仕上げの洗濯は、
花椿テリーさんの工場から、
約30キロ離れたところにある
染め工場にお願いしています。
いい伏流水を使い、
ていねいに洗い上げてくれる工場で、
花椿テリーの山田専務いわく、
「たとえ遠くにあって運ぶのが大変でも、
いちばんいい工場で、洗いたい」とのこと。
花椿テリーのスタッフのかたは、
洗いの工程に入ると、この約30キロ離れた工場を
何往復もしてくださってます。
5.端のしまつをします。
▲タオルの端を縫っていきます。 | ||
織機で織り上げた大きなタオルの生地を
サイズ別に裁断し、端を縫います。
6.上下の端(ヘム)を縫います。
▲ゆっくりていねいに縫っていきます。 | ||
「やさしいタオル」は片面ガーゼ、片面パイル。
上下の端を縫うときは、ガーゼ面のほうを上にして、
パイル面を巻いて縫っています。
パイル面にはパイルの輪があって厚いため、
縫うときに微妙な調整とコツが必要とのこと。
ミシンのスピードをあげると、
端にパイルがはみ出すので、
1枚1枚、ゆっくりていねいに
時間をかけて縫っていきます。
7.ロゴのタグをつけます。
▲タグの位置がずれないように工夫されたミシンです。 | ||
▲「やさしいタオル2007」のロゴ。 | ||
タグもすべてのタオルに1枚1枚、
ミシンを使って、人の手で縫いつけられていきます。
8.検品作業をします。
▲タオルを1枚1枚、ていねいにチェックします。 | ||
生地の織りむらや糸の飛び出ているところがないか、
色むらや染料のよごれがないか、
タグは正しい位置に縫いつけられているか‥‥など
いくつもの項目を厳密にチェックしていきます。
9.パッケージに入れます。
▲「フルーツカラー」のフェイス+28をたたんで パッケージに封入しているところです。 |
10.検針チェックをします。
▲「検針器」と呼ばれる金属を探知する機械で、 万が一、タオルに針などがまぎれこんでないかを チェックします。 |
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‥‥という長い工程を経て、
「やさしいタオル」は完成します。
糸染めから完成まで約2ヵ月をかけ、
1枚、1枚ていねいに、
人の手によって作られているのでした。
花椿テリーのみなさん、いつもありがとうございます!
さて、「やさしいタオル2007」の追加販売は
8月2日(木)午前11時までです。
締切日直前になりますと、
売り切れになるデザイン・サイズも
さらに多くなっていくと思いますので、
購入をご検討されているかたは、
お早めにお申し込みくださいね。
お手元に届いた「やさしいタオル」の感想や、
「やさしいタオル」にまつわるエピソードを
ぜひ、postman@1101.comまでお送りくださいね。
2007-07-31-TUE |