10月20日(木)発売の
「うまけりゃうれるべ市。」は、
秋のおいしいものを揃えました。
「気仙沼のほぼ日」のサユミが
今回販売されるもののなかから、
おすすめ商品や、おいしい食べ方を、
ご紹介していきたいと思います!
みなさんこんにちは!
気仙沼のほぼ日のです。
季節はもうすっかり秋ですね。
気仙沼は朝夕がすこし肌寒くなってきました。
秋は、たっぷりと栄養を蓄えたおいしい魚が獲れる季節です。
そして新米も店頭にならび始め、
秋のおかずで、おいしいごはんがどんどん進みますね。
それでは、今回の「うまけりゃうれるべ市。」の
商品をご紹介してまいります。
まずは斉吉商店さんの「金のさんま」「〆さんま檸檬」
「気仙沼産さんま節の合わせだし」です。
秋といえば‥‥さんまですよね。
なんたって「秋刀魚」と書いてさんまですからね。
気仙沼は全国でも有数のさんま水揚げ量を誇ります。
気仙沼のさんまが「おいしい」と言われたら
なんだか自分のことを褒められてるみたいに
すごくうれしい。
私たちの「自慢のさんま」なんです!
そんなさんま商品を、今回はいくつかご用意しました。
おなじみの「金のさんま」ですが、
炊き上がったごはんに
ほぐした金のさんまとタレ、千切り生姜やゴマ、大葉などの薬味を混ぜれば
それだけでおいしいメインディッシュの「ごはん」が完成します!
さんま節のだしで作ったさんまのつみれ汁、
ここに焼きさんまを用意すれば、さんまづくし定食が完成しますよ!
「気仙沼産さんま節の合わせだし」は、
ほぼ日の試食会で「これ買う!」という声が
たくさん上がった人気商品です。
だしのおいしさって、
イラストや写真だけでは伝わりづらいのが
もどかしいところです。
さんまだしは、カツオ節のだしに比べると
あっさりすっきりしていて、優しい味。
さんまのつみれ汁はもちろん、
ふだんのお味噌汁のだしにももちろん使えます。
オープンサンドとして紹介している
〆さんま檸檬ですが、
サラダにするのもオススメです。
もちろん、そのままおつまみとして食べるのもおいしいですよ。
続いては、うれるべ市「久しぶりの登場」シリーズです。
前回久しぶりに開催したうれるべ市で
「あれは、今回ないの?」とみなさんにご指摘いただいた商品がありました。
そして、今回のほぼ日の試食会では
「やっぱりうまい」の声が飛び交った、
波座物産さんの「いくら醤油漬」「樽熟成三十夜塩辛 波座」
石渡商店さんの「ふかひれ小籠包」
八木澤商店さんの「肉みそ」です。
ほぼ日乗組員からの人気が高く、
リピーターが多い商品でもあります。
塩辛をジャガバターにのっけたり、
いくらを「はらこめし」にしたり、
小籠包をお鍋にしたり‥‥どれもおいしいのですが、
じつは新米ごはんと一緒に食べるだけでも
(小籠包はそのまま温めるだけで)
最高なんですよね‥‥。
ほぼ日で試食会を開くと、
塩辛と肉みそは、一瓶あっというまに
空いてしまいました。
「ふつうの塩辛は飽きるけど、
これは不思議と飽きがこない‥‥」
と言われる波座さんの塩辛。
おそるべし、ご飯の供!
肉味噌は焼きナスに乗せて田楽風に。
「秋茄子は嫁に食わすな」って言いますけど、
沼のハナヨメはこれを食べました。
おいしかったです。
これはご飯がすすみます。
肉みそをおにぎりの具にしてもバッチグーでした。
あ、ところで、鮭といくらでつくる
「はらこめし」ってご存知ですか?
宮城県の郷土料理で、鮭の煮汁と一緒にご飯を炊いて、
いくらを添える「鮭バージョンの親子丼」みたいなものです。
私は昔から大好きなんです!
鮭は秋が旬なので、いまがいちばんおいしく作れます。
ちなみに「秋の海セット」の鮭縄文漬は、
単体で焼くのがオススメですが、
いくらと一緒にご飯に乗せれば「はらこめし風」にもなります。
気仙沼に住んでいると、
お店に並んでいる食材で
季節が移り変わっていくのを感じます。
東北のおいしいものをそろえた「うれるべ市」でも
そんな「秋らしさ」をお届けできたらうれしいです!
次回につづきまーす。
2016-10-17-MON
Photo: ERIC