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HOBO SUPER OMISE SHOP

もの好きさんいらっしゃい

好きなものを集めたら、
ちょっぴり奇妙な「雑貨」が集まる店ができました。
店の名は『HOBO SUPER OMISE SHOP』。
自分の人生に必要かと言われたら、
そんなことはない。
でも、所持したい。
コレクターになるというよりも、これは所持欲。
自分が買わないで誰が買う。
自分が買わなかったら誰かに買われてしまう。
買わねば。
そして家やお気に入りの場所に飾ることを、
たのしみたい。
バイヤー経験もある目利き店主、
塚本太朗さんが集めた品々を
ひとつずつ見せていただく連載です。
週に2回、火曜と金曜にお届けします。
1月の「生活のたのしみ展」にも出展するので、
どうぞおたのしみに。

塚本太朗さんプロフィール
#11

タイコーのAMITABIソックス タイコーのAMITABIソックス

タイコーは、長野県の靴下屋さんです。
前回の「生活のたのしみ展2023」でも
協力してもらいました。もともとは、
自社商品がメインの会社ではなかったのですが、
僕がずっとタイコーの足袋ソックスを
愛用していて。
「オリジナルの足袋ソックスを
つくれないでしょうか」
と相談したところ、
「できますよ!」と言っていただけたんです。
オリジナルの足袋ソックスの注文を
受けてくれるところは
なかなかないと思うんですけれど、
対応してくださりました。

ありがたいことです。
足袋ソックスを出しているメーカーは
いろいろありますが、
タイコーさんの製品は、なんだか違うんです。
ものすごく履き心地がよくて。

わかります。
もとから靴下を専業にしているところが
大きいのかもしれません。

右足用と左足用が決まっているのも、
履きやすいポイントな気がします。

そうですね。
あとね、ほかの靴下と比べて、ちょっとお安い。
「おためしで買おう」と思えるぐらい、
お得感があるんです。

バリエーションが多いのもいいですね。
素材もいろいろで、
生地に和紙が混ざっている靴下もあるんですよ。
通気性がいいので、夏はとくに、
蒸れなくて心地よいです。

それ、私もすごく気に入って履いています。
そういえば、以前の打ち合わせのときに、
塚本さんとほぼ日メンバーの全員が、
タイコーの和紙の靴下を履いていたことも
ありましたね。

ありました。びっくりしました。
でも、それも納得の品質です。
僕自身、6足くらい買ってしまいましたし、
会う人会う人に「一回履いてもらいたい」
と言っています(笑)。

ちなみに、今回のたのしみ展は真冬なので、
暖かい靴下もあるんですよね。

はい。ウールの、ふかふかした靴下です。
タイコーではスポーツ用の靴下も
たくさんつくっているから、
縫製の技術が高いのだと思います。
足袋型だけでなく、アスリート用に、
走りやすい5本指の靴下もつくっているんですよ。
競技によっては、日本代表が使用している靴下も
タイコーがつくっているそうです。

ええっ、そうだったんですか。すごい。

それから、バレエ用のソックスも。
そういったプロユースの製品をつくる技術を、
オリジナルの製品に活かしているのです。

だから歩き疲れづらいんですね。
スポーツ用でない普通の靴下も、
先がちょっとふかふかしていて、
気持ちがいいです。

かかとにもクッション性があるのが
うれしいですね。

HOBO SUPER OMISE SHOPでは、
五本指ソックスやオリジナルの靴下も
販売する予定です。
はやくお披露目したいです。

(12個めのアイテム紹介につづきます!)

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タイコー
製糸業がさかんだった長野県で、
1949年の創業以来、約70年にわたって
靴下を中心にニット関連商品の
企画開発・製造を手掛ける。
クオリティの高い靴下は、
「生活のたのしみ展2023」でも、
大好評。
一度履くと、そればかりを選んでしまう
最高の履き心地、お試しあれ。
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